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2020年6月15日
(国研)量子科学技術研究開発機構は、環境科学技術研究所、北海道大学大学院、農研機構北海道農業研究センターと共同で、これまで目では見ることができなかった、地中の根が積極的に土と微生物に働きかけて周辺の生育環境を最適化して養分を獲得しようとする生命活動を、量子技術を活用した新しい観察手法により、画像としてとらえることに世界で初めて成功した。ここで得られた画像を手がかりに根圏を採取し、養分吸収の促進などの分析が可能となった。この観察手法は、地中の根圏を形成する各要素である「根、土、微生物」の栄養分をめぐる相互作用と植物の生存戦略を明らかにすることができる。
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