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2019年4月 4日
農研機構は昨年、民間企業と共に、ミノムシの糸を真っ直ぐ長く連続的に採糸することに成功したことを発表した。ミノムシの糸は、天然繊維で最強と言われてきたクモの糸よりも、弾性率、破断強度、およびタフネスの全てにおいて上回ることから、新たな工業用繊維としての利用が期待されている。
今回、農研機構と豊田工業大学は、ミノムシの糸の強さの秘密を探るため、ミノムシの糸の成分であるタンパク質の1次構造や2次構造、高次構造を詳しく調べた結果、ミノムシの糸の強さが、高度に形成された秩序性階層構造に起因することが明らかになった。
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