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2017年12月12日
明治大学、農研機構、ナポリ大学(イタリア)の研究グループは、バクテリアに特有の分子で、動物の先天性免疫系でも免疫応答を誘導する「LPS」の認識、応答に関わるイネのセンサータンパク質「OsCERK1」を明らかにした。
OsCERK1と類似のタンパク質は幅広い植物種に保存されていて、アブラナ科植物にのみ存在する既報のLPSセンサーとは大きく異なる構造をしている。OsCERK1は、カビに特有の免疫応答誘導分子「キチン」のセンサーでもあるため、本研究成果は、病原性のカビとバクテリア両方に対する作物の病害制御技術を開発する上で重要な知見となる。
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