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2017年10月 6日
農研機構西日本農業研究センターは、牛の飼料に用いられるイネWCS用の新品種「つきすずか」を育成した。
従来品種である「たちすずか」が 縞葉枯病に弱いのに対し、「つきすずか」は 縞葉枯病に強く、「たちすずか」の栽培が困難だった関東以西の縞葉枯病多発地域でも栽培できる。
「つきすずか」は、牛にとって消化のよい茎葉が多く、乳酸発酵に必要な糖含有率が高い点が「たちすずか」と同様で、品質の良いイネWCS生産が可能。微細断飼料収穫機と、低温時でも発酵を促し変敗を防ぐ乳酸菌「畜草2号」を組み合わせれば、高品質で低コストなイネWCSの生産の拡大が期待できる。
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