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2017年6月 7日
-日本固有種ハマタマボウキを用いた世界初の茎枯病抵抗性品種育成が期待される-
東北大学大学院生命科学研究科は、農研機構、香川県農業試験場、九州大学大学院農学研究院、九州大学熱帯農学研究センターとの共同研究により、茎枯病感受性の食用アスパラガスと茎枯病抵抗性を有する近縁野生種ハマタマボウキを用いて、茎枯病菌感染によって遺伝子発現が誘導される遺伝子群を網羅的に解析することにより、茎枯病抵抗性に関わる遺伝子群を特定した。
本研究成果は世界初の茎枯病抵抗性アスパラガス品種の育成に貢献することが期待され、茎枯病抵抗性アスパラガス品種が育成されると、現在行われている殺菌剤の散布回数を減らすことができ、国産アスパラガスの生産コストと生産労力を劇的に削減できる可能性がある。
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