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西日本向けの高アミロース水稲新品種「ふくのこ」を育成 -米粉麺の製造・販売など6次産業化への貢献が期待-

2016年10月27日

農研機構西日本農業研究センターは、西日本向けの高アミロース水稲新品種「ふくのこ」を育成した。
「ふくのこ」は、従来の西日本向けの高アミロース品種「ホシユタカ」の欠点を改良し、栽培や選別・精米が容易になった。「ホシユタカ」より3割程度多収で、収穫時期は、西日本の主力品種である「ヒノヒカリ」とほぼ同じ。アミロース含有率は27%前後で、米粉麺への加工に適している。
これまで、栽培のしやすい西日本向けの高アミロース品種はなかったが、「ふくのこ」の育成により、西日本でも高アミロース米の生産から米粉麺の製造・販売までが可能となり、6次産業化のさらなる発展への貢献が期待される。


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