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食べたエサがメスの魅力を左右する -オスとメスのエサに対する好みの違いを利用した防除技術開発への第一歩-

2016年7月22日

ゴマダラカミキリは、体長2.5~3.5cmの大型の昆虫で、とくに幼虫が樹木の内部を食い荒らすことから、果樹農家や林業者、緑地管理者にとっては防除が難しい重要害虫として認識されている。

そのオスが、ミカンの枝を食べたメスに恐れをなして逃げだすという現象を発見。農研機構 中央農業研究センターは、このオスの逃避行動は、メスがミカンの枝を食べる際に体表についたミカン枝由来の物質「β-エレメン」により引き起こされていることを解明した。

また、先行研究で本種のエサの好みは雌雄で異なることを明らかにしている。オスとメスのエサに対する好みの違いも利用し、ミカン以外の果樹園の中にミカン株を設置するといった防除技術を開発できる可能性が見出されたことから、今後、実証試験を行っていく予定となっている。


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