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ウンシュウミカンに多く含まれるβ-クリプトキサンチンの血中濃度が高い人では2型糖尿病や非アルコール性肝機能異常症等の生活習慣病になりにくいことが明らかに

2016年3月25日

-浜松市(三ヶ日町)における10年間の追跡調査から-


農研機構果樹研究所は、浜松医科大学健康社会医学講座、浜松市(旧三ヶ日町)と合同で2003年度から継続して栄養疫学調査を実施している。三ヶ日町研究では、ウンシュウミカンに多く含まれるβ-クリプトキサンチンや緑黄色野菜に多いβ-カロテン、葉物野菜に多いルテインなどのカロテノイド色素と様々な健康指標との関連を調査している。
10年間の追跡調査の結果、β-クリプトキサンチンの血中濃度が高い者は2型糖尿病、脂質代謝異常症、及び非アルコール性肝機能異常症(血中高ALT値)の発症リスクが有意に低下することを発見した。今後、ウンシュウミカンの機能性表示の拡大が期待される。


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