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2016年3月14日
農研機構 動物衛生研究所は、非定型BSEの性状解明に関する研究を進めてきた。カナダで確認されたH型非定型BSEの材料を牛型プリオンたん白質遺伝子改変マウスで継代培養することによって、新たなBSEプリオンが出現することを明らかにした。
このプリオンは牛への脳内接種実験で従来のBSEに比べて短い潜伏期を経て、BSEを発症させることが確認された。
新たなBSEプリオンの出現は、非定型BSEが牛群で継代された場合に病性が変化する可能性を示唆するものと考えられる。
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