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良食味で結実性が良好な早生のカキ新品種「麗玉」と「太雅」

2015年11月 9日

農研機構 果樹研究所は、良食味で、種なし果の生産が可能な早生の完全甘ガキ新品種「麗玉(れいぎょく)」と「太雅(たいが)」を育成した。
いずれも完全甘ガキに特異的に生じやすいへたすき果がほとんど発生せず、中生の代表的な完全甘ガキ品種である「松本早生富有」より10日程度早い10月中下旬頃に収穫できる。ともに果汁が多く、果肉が軟らかいため食味が良好。受粉樹を周囲に混植しなくても早期落果が少ないため、種なし果の安定生産が可能となる。
「麗玉」、「太雅」ともに夏秋期の気温が高い地域に適応し、「松本早生富有」または「富有」の栽培地域で栽培が可能。苗木は平成28年秋季より販売される見込み。


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