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いもの肥大が早く、ごく多収の青果用サツマイモ新品種「からゆたか」-栽培期間が短いため早掘栽培や新規導入に最適-

2014年11月28日

農研機構作物研究所は、短い栽培期間でいもが肥大し、収量性や外観品質に優れる新品種「からゆたか」を育成した。
「からゆたか」は、いもの肥大が早く、栽培期間が標準より20日程度短くなる。いも収量は「ベニアズマ」に比べて1.6~1.8倍にのぼり、ごく多収。いもの外皮はやや滑らかで、外観が優れる。焼きいもにした際の食味は「ベニアズマ」並み、肉質は粘質で、焼きいもに適する。
「からゆたか」の導入により、既存産地では早掘栽培の収量が向上するほか、栽培期間が短いため、サツマイモを新たに導入することが可能となる。現在、佐賀県上場(うわば)地区のバレイショ後作で導入が見込まれている。


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