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極早生で耐倒伏性と耐病性に優れたエンバク「K78R7」を開発 -自給飼料の端境期に安定供給を図る-

2014年10月 2日

農研機構九州沖縄農業研究センターとカネコ種苗株式会社は、夏播き用エンバク極早生品種「K78R7」(商品名:アーリーキング)を共同開発した。
「K78R7」は、「九州16号」と比較して、出穂の早さがやや遅く、草丈が高いが、耐倒伏性は同程度で、収量性が並かやや多収となる。また、多収性で広く普及してきた「既存品種A」との比較では、出穂の早さ、草丈は同程度で、収量性は並かやや高く、耐倒伏性は明らかに優れ、安定多収に貢献できる。「K78R7」は、冠さび病や葉枯性病害の病害抵抗性にも優れ、一部の地域で近年問題になっているひょう紋病の病害程度も低くなっている。「K78R7」は、関東から九州を中心に、既存の極早生品種を栽培できる地域で利用できる。


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