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(農業生物資源研究所ほか)お米の粒の長さと重さに関わる新規遺伝子を発見

2013年4月17日

- ごく限られた品種しか持っていない有用遺伝子による品種改良に期待-


(独)農業生物資源研究所は、東洋大学、京都大学と共同で、インドのインディカ型イネ品種「カサラス」から、お米の粒を長くかつ重くする遺伝子「TGW6」を特定した。カサラスTGW6遺伝子は、ごく限られたイネ品種、系統にしか存在していない遺伝子であった。カサラスTGW6遺伝子は現在栽培されている品種にはほとんど含まれていないため、今後、交配により、この遺伝子を栽培品種に入れることで、収量性や品質の安定性が向上した栽培品種を作出できると期待される。また、このような、ごく限られた品種しか持っていない有用遺伝子を見つけ出し利用することで、より効率的なイネの改良が可能となる。


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