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分娩後に牛胎盤を剥離排出するシグナル物質を世界で初めて発見!

2012年5月29日

農研機構 畜産草地研究所は、牛の分娩後に胎盤が子宮から剥離排出される際に働くシグナル物質(必須脂肪酸であるアラキドン酸の代謝物質:オキソアラキドン酸)を世界で初めて明らかにした。一方、従来の分娩誘起技術では、胎盤停滞の多発が問題となっていたが、(地
独)北海道立総合研究機構 農業研究本部 根釧農業試験場、同畜産試験場及び共立製薬(株)の共同により、上記オキソアラキドン酸の投与により胎盤停滞を起こさない昼分娩を誘起することに成功した。 これにより、昼に適切な分娩介護が可能になり、子牛の生存率の向上や、畜産農家の深夜の分娩介護のための労働負担を軽減することが期待される。


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