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2012年3月14日
-安全なお米を生産現場から食卓へ-
(独)農業環境技術研究所は、東京大学、(独)日本原子力研究開発機構と共同で、日本の基幹イネ品種であるコシヒカリにイオンビームを照射することで、カドミウムをほとんど蓄積しない突然変異体を開発した。この変異体の玄米カドミウム濃度は、カドミウムが多く含まれる土壌で栽培しても0.03mg/kg以下であるため、食品衛生法に基づく米の基準値を大幅に下回る。生育、玄米収量、食味値等はコシヒカリと同等。新たに開発した DNAマーカーを利用して、他の栽培品種に低カドミウムの性質を導入することが可能となっている。
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