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2011年7月 6日
農研機構 東北農業研究センターは、日本で初めての菓子用の小麦品種「ゆきはるか」を育成した。 現在菓子原料に用いられている「キタカミコムギ」は、従来はめん用として利用されていた品種で、やや生地の力が強いが、「ゆきはるか」菓子原料に適した弱い生地特性を持ち、スポンジケーキの膨らみに優れる。また、「キタカミコムギ」より縞萎縮病等の病気に強く穂発芽しにくい特性を持ち、多収で作りやすい品種で、根雪期間が80日以下の東北・北陸地域の平坦地での栽培に適している。現在、岩手県において試験栽培を行っており、実用レベルでの菓子適性の評価を進めている。
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