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イネは日の長さを測るための正確な体内時計を持っていた! -イネの精密な開花制御につながる成果-

2010年6月22日

(独)農業生物資源研究所は、イネが季節変化にともなう、わずか30分の日の長さの違いを認識し、開花ホルモンである"フロリゲン"の合成を調節する正確な体内時計を持っていることを発見した。さらに、開花ホルモンの合成を促進する機能と逆に抑制する機能をもつ、相反する2つの遺伝子を同定し、日の長さによってそれらの相互作用が変化することにより、開花を早めたり、遅らせたりしていることを明らかにした。今回の発見は、将来人工的にイネの開花期を調節する技術を開発するための基盤となると考えられる。


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