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2016年1月 7日
タキイ種苗の「グリーンフォース」は、産地における3年間の試作により、草勢が強く安定することによる長期栽培適性や、栽培期間中の異常気象条件下や酷暑・厳寒期での安定した栽培性を確認できた。すでに、全国の主要産地で主力品種からの切り替えが進んでおり、期待度の高い品種となっている。
台木用トマト「グリーンフォース」の品種特性
●根域広く、発根旺盛で強勢
根は深く挿し込む上に、発根も旺盛なので、生育初期から後半まで草勢が強く安定する。特に、水や肥料に対しての反応が早いので、草勢管理が容易。果実肥大のよい品種や草勢のおとなしい穂木品種との組み合わせで、生産性をより高めることが期待できる。
●B・K・F3をもつ複合耐病性台木
青枯病(B)とコルキールート(K:褐色根腐病)に強い耐病性を示すほか、トマトモザイクウイルスにはTm-2a型耐病性、そのほか萎凋病レース1(F1)とレース2(F2)およびレース3(F3)、半身萎凋病(V)、根腐萎凋病(J3)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。
●茎が緑色で、接ぎ木間違いがない
胚軸の色が緑色なので、紫色の穂木品種との区別が一目瞭然。接ぎ木間違いを起こしにくい。
●オールシーズン栽培可能
夏秋栽培の高温期や促成栽培の厳寒期でも栽培が安定する。さらに、土壌の適応性も高く、不良条件下でも能力を発揮する。2本仕立て栽培にも適する。
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