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2016年1月 6日
ロメインレタスは外食・中食産業などを中心として使用される場面が増えてきており、今後も需要は一層高まるものと考えられる。
先に発表した「ロマリア」によって適温期を中心とした幅広い作型での栽培が安定してきたが、冷涼地の夏どりや中間地の秋どりなどでは、晩抽性や結球性がより安定する品種の開発が望まれている。そこで、タキイ種苗(株)は、高温期の作柄が一層安定し、「ロマリア」と同じく食味がすぐれる品種の育成を進め、根腐れ病レース1・2に複合耐病性をもつ「晩抽ロマリア」を発売する。
「晩抽ロマリア」の品種特性
●高温期の作型に適する
草勢はややおとなしく、晩抽性と高温結球性にすぐれ、高温期でも栽培が容易。「ロマリア」との組み合わせで幅広い出荷対応が可能。
●形状が安定し食味良好
玉は濃緑色で肥大は中~やや小。肋の形状は安定してねじれにくく、出荷時の荷傷みが少ない。適期の結球葉は、苦みが少なく食味良好。
●根腐病複合耐病性
高温期を中心に発生するレタス根腐病レース1と2に複合耐病性をもち、発生産地でも安心して栽培できる。
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