(株)クボタは、担い手農家の営農規模拡大に対応するため、快適性や操作性、作業効率の向上や省力化を実現し、ICTを活用した営農・サービス支援システム「クボタスマートアグリシステム(以下、KSAS)」にも対応するトラクタのラインナップを拡充します。
- 【商品名】
- (1)クボタトラクタ 「レクシア(REXIA)シリーズ」
(2)クボタトラクタ 「スラッガー(SLUGGER)シリーズ」
レクシア MR65
スラッガー SL45H
- 【発売日】
- 平成27年8月1日 「レクシア(REXIA)シリーズ」
平成27年9月1日 「スラッガー(SLUGGER)シリーズ」
- 【主な特長】
-
(1)各シリーズ共通
① 第3次排出ガス規制に適合する最新ディーゼルエンジンを搭載
○燃料噴射をコンピュータで細かく制御する「コモンレールシステム」や「EGR(排ガス再循環)システム」、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集する「ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPE)」などを採用し、規制クリアとともに出力アップにより、作業効率向上を実現します。
② クボタスマートアグリシステム(KSAS)対応の「無線LAN」を標準搭載
○無線LANを標準装備しており、情報端末を介してほ場ごとの機械の稼働情報や作業記録をKSASと通信でき、営農計画を立案する際の戦略データとして活用できます。
○KSAS対応インプルメント(車速連動肥料散布機)とセットで使用することにより、ほ場ごとに設定した量の肥料をまくことができ、肥料のムダが減り、コスト低減につながります。
③ オペレーターの安心・安全のための機能を新採用
○近年増加しているトラクタの盗難被害に対応するため、エンジン始動の際にパスワード認証が必要な電子メーターを採用しました。
○片側ブレーキの誤操作を防止する「片ブレーキあんしん機構」を採用。乗用トラクタは、ほ場での作業の都合上、左右のタイヤ別々でブレーキ操作を行える機構となっていますが、「片ブレーキあんしん機構」では、ロックレバーを解除し連結解除ペダルを踏まなければ片側ブレーキが踏めない仕組みになっており、道路走行時などの誤操作を防止します。
(2) レクシアシリーズ
①快適性・居住性の高いワイドキャビンを採用
○現行機よりも室内空間の容積を約30%拡大し居住性をアップした新ワイドキャビンを採用しました。オートエアコンにより快適性が向上したほか、ワイドドアのため、楽な姿勢で乗り降りができます。
②操作性・乗り心地の向上によりオペレーターの負担を軽減
○路面への追従性を高めて乗り心地を向上したほか、耐久性も高めた新型パワクロを採用。
○主変速の切り替えがボタン一つで行えるほか、主変速レバーと副変速レバーを一体化することにより、操作性を向上しました。
(3)スラッガーシリーズ
①独自の「デュアルドライブトランスミッション」を採用
○機械式と電子制御を組み合わせた当社独自のHMT(油圧機械式無段変速機)である「デュアルドライブトランスミッション」の採用により、高い伝達効率とスムーズな無段変速を実現。
○変速ショックのないスムーズな無段変速により、高精度な作業を行うことができます。乗用車のオートマチック感覚で、クラッチ操作なしにアクセルペダルで変速、ブレーキペダルで停止できるので、安心して運転ができます。
②長時間でも快適な操作・乗り心地を実現するキャビン
○主変速レバー、ポジションレバー、作業機昇降スイッチを右側アームレストに集中配置し操作性を向上したほか、快適な乗り心地で長時間作業でも疲れにくい本格サスペンションシートを採用しました。
●製品の詳細はこちら
●「農業ソリューション製品」ページはこちらから