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2016年11月18日
アスリート応援! 農業祭でトークイベント
11月に入ると、各地で収穫を感謝し、神様やご先祖様を祀る秋祭が開催されます。先週末は私の住む近隣の市でも、あちらこちらで農業祭が行われました。
会場ごとにそれぞれ特色のあるイベントなので、毎年どこの農業祭に行こうかと迷いますが、今年は三鷹市で開催された「アスリート応援企画! 三鷹市農業祭で高橋侑子選手に会おう!」というステージイベントにアスリートフードマイスターとして登壇することになり、三鷹市の農業祭を楽しんできました。
会場入り口には色とりどりの見事な野菜で作られた宝船が展示され、訪れる人の格好のフォトスポットになっていました。宝船の前では、野菜を積んでいく過程を記録した動画が映され、とても興味深かったです。また、宝船の後ろには地元小学生の描いた農業をテーマにした絵画が飾られており、子どもたちの身近な場所に農業があることをうれしく思いました。
市内で生産した農畜産物のできばえを競う品評会の会場には、さまざまな野菜・果物が並び、立派な野菜や珍しい野菜の展示が見事でした。採れたての野菜や花の直売も、こういったイベントならではの大盛況で、あっという間に売り切れ、地元の野菜を使ったすいとんやコロッケなどの模擬店も人気で、長蛇の列でした。
ステージでは獅子舞などの伝統芸能や、長野県、新潟県、福島県や宮城県といった他県の特産物のPRや地元の方の踊りや歌なども披露され、小さなお子さんから年配の方まで、幅広い年代の方が楽しんでいました。
今回私が参加したイベントは地元出身のアスリート、トライアスロン選手の高橋侑子さんを応援するための会でした。高橋選手は今年国際大会で2度も優勝しており、2016年トライアスロン日本ランキング第3位の有望なトライアスリート。昨年からJA東京むさし三鷹地区青壮年部では農業で応援を! と、このようなイベントを開催しています。
今回は高橋選手、市内の果樹生産者農業男子の島田さん、アスリートフードマイスターの田代の3名で健康、体作り、スポーツと食事の関係や遠征先での食事の摂り方、島田さんが栽培しているキウイフルーツ「東京ゴールド」の栄養価などについて、話が弾みました。
とくに、海外遠征中の食事のとり方の一例として「携帯ポットでお餅を温めて食べている」という話は、選手ならではのアイデアだと感心しました。また、近年、三鷹市の特産となった東京ゴールドは、高橋選手もお墨付きのおいしさ! ビタミンC、葉酸、ビタミンEなど健康効果が大いに期待できる優秀な果物だということも、多くの方に知っていただきました。
「市民の皆さんに高橋選手を知ってもらう」「すべての人に食の大切さを知ってもらう」「三鷹市の特産品東京ゴールドのおいしさを知ってもらう」という、イベントの目的達成の一助になれたのではないかと思います。
東京オリンピックを控え、東京の農業や地域でのこのような応援が他の地域でも広まれば、農業もオリンピックも、もっと身近に感じられると思いました。
野菜ソムリエ・アスリートフードマイスター。「楽しく、美味しく、健康な生活を!」をコンセプトに野菜についてのコラム執筆、セミナー開催、レシピ考案などを行っている。ブログ「最近みつけた、美味しいコト。。。」で日々の食事メニューを発信中。