栽培のポイント
●栽培時期に合わせた品種を選び、適期にタネをまきます
●畑は深く耕して、高い畦をつくります
●土づくりは前作に行います
●比較的連作がきき、作りやすい作物です
品種
●春まき :天宝、藤風、YRてんぐ、春まき耐病総太り二号、富美勢、夏のきざし
●秋まき :夏のきざし、耐病総太り、YRくらま、青さかり、耐病干し理想、快進2号、大蔵
●丸ダイコン :冬どり聖護院、早太り聖護院
●ミニダイコン :三太郎、おてごろダイコン2号、あやめっ娘、ころっ娘
●辛みダイコン :辛之助、雪美人、辛吉、辛味199
栽培ごよみ
(南関東標準)
畑の準備
ダイコンは、地下部を収穫するので、なるべく深く耕します。
※熔成リン肥のリン酸は土壌中に残るため、栽培を始めた1~2年は施用し、その後は不要です。
種まき
タネまき後に、1cm程度に土をかけ、土が乾いたらかん水します。
間引き
本葉2~3枚の時に1か所2本にし、本葉4~5枚の時に1本にします。
生育や葉色の悪いもの、良すぎるもの、子葉が不整形なもの、病害虫の被害を受けているものなどを間引きます。
追肥と土寄せ
2回目の間引き後に追肥をします。
土が乾いたら、適宜かん水します。
収穫
使った品種の生育日数、気象条件、大きさなどを考えて収穫します。
ダイコンは収穫期間に幅がありますが、収穫が遅れるとス入りになります。
早生種ほど入りやすいので、注意します。
ミニ情報
●人気の葉ダイコン
ビタミン・ミネラルをたくさん含む健康野菜です。周年栽培で楽しむことができ、人気を呼んでいます。
●品種
葉太郎・ハットリクンなど
●作り方
適当な畦幅に、15cm間隔で2~3cm間隔に条まきします。
草丈10cm程度の時に6cm程度に間引き、草たけ20cmくらいから収穫します。
●食べ方
浅漬け、和え物、炒め物、サラダなど
右 :葉太郎 (提供 :タキイ種苗株式会社)