栽培のポイント
●土壌適応性は広く、中性を好みます
●耕土が深く、排水良好な場所が適しています
●発芽適温は25~28℃で、高温・日照を好みます
●小まめに若芽をつみとります
●タネはごく小さいので気をつけます
品種
品種の分化は不明。「モロヘイヤ」と呼ばれている市販のタネを使います。
栽培ごよみ
(南関東標準)
畑の準備
育苗
発芽適温が高いので、地温・気温の高くなる頃に、苗床かポリポットを利用してタネをまきます。
遅まき(5月中旬以降)の場合は、じかまきでもよいでしょう。
植付けと植付け後の管理
本葉4~5枚の頃に植付けます。
株間は40cmで、1条植えにします(じかまきの場合も同じ)。
植付け1~2週間たって、根づいて新葉がでてきたら、本葉5~6枚を残して摘芯します。
収穫後、月に1回の割合で有機化成肥料を500gほど施し、軽く土寄せをします。
乾燥しすぎると肥効が落ちるので、適宜かん水します。
主な病害虫
●主な害虫
コガネムシ ハダニ
コガネムシ
(提供 :梶原敏宏氏)
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収穫
葉が繁ってきたら、適宜新葉を摘みとり、収穫します。
分岐性が強いため、混みあっているところから収穫をはじめます。
収穫する長さは、15~20cmを目安とします。