栽培のポイント
●よい種球を用意します
●生育適温は15~17℃で、比較的低温を好みます
●酸性の強い土壌を嫌い、土にリン酸、石灰を含むところを好みます
品種
鬼あさつき(早生)、八房あさつき(晩生) など
栽培ごよみ
(中間地)
畑の準備
※熔成リン肥のリン酸は土壌中に残るため、栽培を始めた1~2年は施用し、その後は不要です。
植付け
8月中~下旬に、大きさのそろった種球を用意します。
10×10cmの間隔で1カ所1球ずつ、種球の半分が隠れる程度の浅植えにします。
植付け後の管理
●追肥
9月に入ると発芽が揃い、11月上中旬まで順調に生育します。
その後何回か降霜を受けると、地上部はいったん枯れます。この時期に株元をみると、1球が7~8球に分球しています。
地上部が枯れたら、10㎡当たり1kg程度の有機質肥料を条間にまき、敷きわらをします。
●早どり栽培
1月中旬頃まで十分に寒さに合わせます。
その後、トンネル被覆をすると早く収穫でき、長い期間収穫することができます。
収穫
草丈が30cm近くなったら、順次収穫します。
大きさによって舌ざわりが異なり、味や香りが楽しめるので、好みの大きさになったら適宜収穫します。
早どりよりも株が育つため、多く収穫できます。
●早どり
トンネル被覆を始めてから25~30日で、草丈が25cmくらいになったら収穫します。
このとき株元は、分球して25~30球になっています。