栽培のポイント
●それぞれの種類にあわせたタネを使います
●有機質をたっぷり施します
●花穂・束穂は、窒素肥料を控えます
●オオバは、とう立ちに注意します
品種
●オオバ
葉色が淡緑色の葉面の縮みの多いチリメンと、葉色が濃い縮みの少ない青ジソがあります
●花穂・束穂
花穂は、極早生から晩生まで、束穂は、早生から晩生まであるので、、品種を使い分けます
●芽物(メモノ)
ムラメには赤ジソを、アオメにはエゴマのタネを使います
栽培ごよみ
(南関東標準)
畑の準備
●オオバ、花穂、束穂の場合
●芽物
タネまきの2~3日前に、1㎡当たりごくわずかの肥料を施し、土とよく混ぜます。
タネまき・植付け
●オオバ
5月中旬以降に、株間30cmで1カ所にタネを数粒まき、発芽後は2回ほど間引いて1本立ちにします。
購入苗の場合は、30~40cmの株間で植付けます。
●花穂・束穂
苗床にタネをやや薄まきにして、苗を育て、本葉4~5枚になったものを植付けます。
植付けの株間は45cm程度とします。
●芽物
ムラメ・アオメともに、畦幅60cm高さ5cm、通路30cm程度の平床に、1cm四方に3~4個程度のタネをまきます。
収穫
●オオバ
生長点(先端)に近い開いた葉を、葉柄を長めに残して、ていねいに1枚づつ摘みとります。
葉色が濃く、つや、香りの強いものが良品です。
●花穂
1穂で5~6花開花したときが適期です。花が大きく、花つきの間隔が密で、しかも、花の色のさえたものがよいとされます。
●束穂
花がほとんど終わり、穂の長さが20cm程度の、一部に実の入ったものが収穫適期です。
●芽物
ムラメは本葉が2枚開いたころ、アオメは子葉が開いたころに、専用のハサミで刈り取ります。