

2025.07.08


蕨野の棚田は、八幡岳(標高764m)北側の斜面に拓かれ、大平(おおひら)、石盛(いしもり)、南川原(なんがわら)、下の木場(したのこば)、九郎谷(くろうだに)、西蕨野の6つのエリアに、石積みによる約700枚の水田が広がっています。
石積みの構造は、人力で自然石を積み上げる「野面積み」で3mから5mの高さに形成され、なかでも高さ8.5mの高石積みは日本一を誇ります。
平成20年には、文化庁の「重要文化的景観」に棚田として初めて選定され、令和4年には農林水産省の「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に認定されました。
毎年、6月の中旬には、「棚田ウォーク」が行われており、ウォーキングコースは、上級者向け(しっかり歩きたい人)の6㎞コースと初級者向け(小さなお子さん連れの人など)の3㎞コースが準備され、多数の参加者がこの季節ならではの田植え後の景色を楽しむことができます。
九州農政局佐賀県拠点
この記事は、農林水産省政策情報APIを利用して取得した情報をもとに作成していますが
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