「みどりの食料システム戦略」技術カタログ紹介:生分解性マルチのご紹介
2022.11.04
農林水産省は、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
この戦略の実現のため、現場への普及が期待される技術を毎月ご紹介していきます!
今回ご紹介するのは、「生分解性マルチ」です。
マルチとは、畑のうねを覆うシートのことで、地温の調整や雑草対策に有効です。一般的なマルチは、主にポリエチレンが使用されています。一方、生分解性マルチは、作物生育期には通常のマルチと同様の機能を有しつつ、収穫後に土壌中にすき込むと、土壌中の微生物により最終的に水と二酸化炭素に分解されます。
作物収穫後のマルチのはぎ取りや回収作業が不要になるため、生産者の作業負担が軽減されるだけでなく、廃プラスチックの排出抑制にもつながります。
情報元
農林水産省
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この記事は、農林水産省政策情報APIを利用して取得した情報をもとに作成していますが
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