世界初の無花粉八重咲きトルコギキョウの名称「PF ダブル スノー」に決定
2020年09月14日
サカタのタネは、2019年に開発を発表した、世界初の無花粉(PF)タイプ中晩生中輪八重咲きホワイト種のトルコギキョウを「PF ダブル スノー」と命名し、2020年11月から種子の本格発売を開始する。
無花粉タイプのトルコギキョウは、雄しべが不完全なため、花粉が発生せず花持ちが非常に優れ、飛散した花粉により花や周囲を汚すこともない。花持ちがよいため、生産者の作業負担や出荷ロスの軽減、流通業者の販売ロスの軽減、消費者は花を長く楽しめるなど、それぞれにメリットがある
トルコギキョウは主に切り花で流通し、八重咲きと一重咲きの2種類がある。特に八重咲きのホワイトは、ウェディングなどの業務用から個人利用まで広く使われ、最も人気がある。本品種は、業務用・個人用どちらでも使いやすい中輪サイズで、華やかなバラのような花形。生育の早晩性から、需要の高いお盆から秋のブライダルシーズンまでカバーできる品種として、高い期待を集めている。
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