(クボタ)普通型(汎用)コンバイン「ワールドシリーズ WRH1200」を発売
2018年01月29日
~競争力強化のための生産コスト低減に貢献~
普通型(汎用)コンバイン「ワールドシリーズ WRH1200」
(株)クボタは、営農規模が拡大するなかで生産コスト低減に取り組む担い手農家に貢献するコンバインを発売する。
- 【商品名】
- 普通型(汎用)コンバイン「ワールドシリーズ WRH1200」

普通型(汎用)コンバイン「ワールドシリーズ WRH1200」
普通型コンバインは、稲、麦、大豆、そばなど1台で多様な作物を収穫でき、また機構がシンプルでメンテナンス性が優れているという特長があります。WRH1200は従来機から19馬力アップした120馬力のエンジンを搭載し、他にも脱こく・選別能力アップ、グレンタンク容量アップなどにより水稲での収穫性能を向上させ、稲のほかに麦、大豆、そばなどを複合栽培している担い手農家の生産コスト低減に貢献できるコンバインです。また、普通型コンバインでは初めて「食味収量センサ」をオプション設定し、営農支援システムの活用を可能にしています。
- 【発売日】
- 平成30年4月
- 【主な特長】
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(1)国内排ガス4次規制対応エンジン「V3800」を搭載
○コモンレールシステム、クールドERGシステム、DPFに加え、NOx(窒素酸化物)を低減させる尿素SCRシステムを搭載し、よりクリーンな排気を実現しています。
(2)刈取・脱こく・選別の性能を向上
○従来の刈幅2.1m、2.6m仕様に加え、新たに刈幅3.2mの仕様をラインナップに加えました。
○クボタ独自の脱こく装置「ミラクルバースレッシャー」のバーの長さを従来機比約18%長くしたほか、選別部の面積も約16%拡大し、脱こく・選別能力が向上しました。
(3)グレンタンクの容量を従来機比300Lアップ
○収穫した作物を貯めておくグレンタンクの容量を従来機の2000Lから2300Lに拡大。タンク容量が大きいので連続作業時間が伸び、作業能率が向上します。
(4)普通型コンバインで初めて「食味収量センサ」をオプション採用
○収穫作業と同時に稲・麦はタンパク値・水分量・収量を、大豆は収量と水分値を圃場ごとに測定できるので、クボタ独自の営農支援システム「クボタスマートアグリシステム(KSAS)」と連動させ、翌年の作付計画に活用できます。
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