これからの米作りと若者への期待
2009.03.30
米の世界は非常に厳しい状況にあります。これからは、むしろ切なさが加わってくるのではないでしょうか。「食育」や米粉、エタノール米などへの期待もありますが、その一部分だけが広がり過ぎて、問題点と弱さが表れているのではと思われます。
基本的には、米そのものを、米づくりというものを、どうアピールしていくかにあり、生き様としての農業と、商売(生業)としてのスタンスを、どう取り戻していくかにかかっています。
いい時もあれば、悪い時もありますが、そのスタンスを取り戻した時に、お米にも明るい世界が見えてくるのではないでしょうか。特に、今の若い人達は、この生き様というものを何となく感じているのでは。そのような若い人たちに期待しています。
消費者の方々とは、これからもまじめで粘り強いお付き合いをし、直接支持してくださる消費者との接点を大事にしていきながら、米づくりと農場の経営に取り組んでいきたいと考えています。
昨年の4月から「小田農場の米作り イネ栽培ブログ」をお届けしてきましたが、今日で最後となりました。名残り惜しい気がします。
皆さんにブログをお届けすることで、私自身も米づくりを見直すことが出来た貴重な一年となりました。本当にありがとうございました。
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