今年のテーマは「~収量から品質へシフト~」
2009.02.25
2月21日(土)、新潟市南区のセレモニー「哩紅司」で、「第12回JA新潟みらいしろね稲作部会 定期総会」を開催しました。275名の部会員から多くの人が参加し、講演、次いで総会で様々な協議の後、懇親会で日頃の友情を温めました。
総会の冒頭に、共励会の平成20年度表彰を行い、コシヒカリ共励会で5名、直播専門部共励会で3名、酒米表彰で2名が、それぞれ表彰されました。
続いて、平成20年度の事業と収支決算、役員改選、平成21年度事業と収支予算等について協議、いずれも事務局原案どおり承認されました。
稲作部会の今年のテーマは「~収量から品質へのシフト~」。
減肥・適期施用による施肥の適正化と、出穂前後の水管理の徹底により、「大形な稲づくりからコンパクトな稲づくり」へシフトすることを目指します。
先に行われた講演会では、中島正徳さん(キリンビール新潟総括支社営業部長)の「ビール業界から見た新潟米の販売戦略」と題した話を聴きました。
“新潟のおいしい楽しい食卓を提案していこう”キャンペーンで、キリンビールが地産地消の具体的な取り組みをしていることや、そのために生産者とともに新潟の価値を共有したいと話されました。
左 :講演をする中島さん / 右 :中島さんの映像資料 “新潟県産品のおいしさを東京にもっと広めたい
先に部会長を辞任したい旨申し入れをしていましたが、もう1期受けざるを得なくなりました。やむを得ません。部会員とともに歩んでいきたいと考えています。
今年、来年と大きな転機を迎え、稲作にとって大変な年になることが予想されます。この事態をどう乗り切っていくかが、問われています。
左 :JA新潟みらいの高橋組合長からコシヒカリ共励会の表彰を受ける部会員 /
右 :熱心に協議する部会員
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