平成21年度産米の作付計画
2009.02.17
平成20年度産米は、品質が前年より大幅に向上し、ひと安心しています。ただ、棹長の伸びすぎなどでほとんど倒伏してしまったのが、反省点です。
この課題を解決しながら、21年度は、さらに高品質で食味の良い米づくりをしていきたい、そして、「しろね稲作部会」として、新潟県や新潟市が進める「売れる米づくり」の取り組みをもう一歩前へ踏み出して、「買ってもらう米づくり」を目指していきたいと考えています。
21年度の米づくりは、次のように計画しています。
作付面積合計 740a
●コシヒカリ 490a(特栽米5割減減 210a、3割減減 280a)
●こしいぶき 60a
●わたぼうし 90a
●五百万石 100a
環境にやさしい米づくりを一層進めていくため、特栽米(5割減減―化学肥料に由来する肥料成分と農薬の使用量を通常の半分以下にして栽培する―)を昨年の180aから210aに増やす予定です。
「こしいぶき」、酒米の「五百万石」は前年と同じ面積。
昨年まで大豆を作っていたところを稲作に戻し、その後に倒伏に強いモチ米の「わたぼうし」を作付する予定です。
年間の作業の目安は、おおむね昨年と同じです。
種子消毒3月21日、播種4月21日から、田植え5月3日から、コシヒカリの出穂見込8月3~4日、コシヒカリの刈取り9月15日から、と見ています。
2月21日(土)に「しろね稲作部会」を開催する予定で、ここで、さらなる品質向上に向けて、意識を高めていくことになっています。
写真 右:21年度の作付計画を語る農場主
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