イネ栽培を中心に、小田農場(新潟市南区)の日常や地域の 出来事をお伝えします。

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◆2008年10月

コシヒカリの1等米比率が向上!

2008.10.24

今年の白根地区のコシヒカリの1等米比率は、10月10日現在で77.8%、昨年の58%から大幅に向上しました。写真は、小田農場の作業場に積まれた米袋です。

小田農場の作業場に積まれた米袋


 「1等米になる水稲栽培指導会」(7月11日開催)などを通じて、地域あげての水管理の徹底を図ってきたことが、成果につながったと思われます。また、生育期の天候が順調であったことも、プラスに働きました。

 小田農場の成績も、まだ全ては出ていませんが、昨年より1等米比率が向上しています。ただ、減々栽培のコシヒカリが雨で倒伏してしまったため、成績に影響するのではと心配です。

 今年は着粒数、穂数ともに多く、過剰生育気味であったため、予想以上に収量があり、一般コシヒカリでは10a当たり収量が610kgになりました。来年は、収量を抑えるような管理をしなければと考えています。


 写真は、JA新潟みらいの白根地域の米検査風景です。

検査場に運ばれた米袋から検査試料を抜き取る(抜き取った後には検査シールを張り付ける)  検査するロット(35袋づつ)上に試料を乗せ準備完了  農産物検査員による整粒歩合、水分率等の品位の鑑定
写真 左:検査場に運ばれた米袋から検査試料を抜き取る(抜き取った後には検査シールを張り付ける)/ 中:検査するロット(35袋づつ)上に試料を乗せ準備完了 / 右:農産物検査員による整粒歩合、水分率等の品位の鑑定

検査トレーに一定量をとり検査を行う  検査の終了した米袋に等級や検査員の印が押される(1等米のスタンプが押された米袋)  別室では電子機器による分析も同時に行われている
写真 左:検査トレーに一定量をとり検査を行う/ 中:検査の終了した米袋に等級や検査員の印が押される(1等米のスタンプが押された米袋) / 右:別室では電子機器による分析も同時に行われている


 10月23日は、種子大豆1.1haを収穫しました。少し雨粒が落ちてきましたが、風もあったので、夕方までに刈り終わりました。24日は雨になりました。
 一般大豆が1.0ha残っていますが、刈り取りはもう少し先になる見込みです。

大豆の刈り取り風景
大豆の刈り取り風景

(※画像をクリックすると大きく表示されます)

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