イネ栽培を中心に、小田農場(新潟市南区)の日常や地域の 出来事をお伝えします。

RSS

今年の米の品質は期待できます

2008.08.23

 出穂期(8月8日)から2週間経ちました。米の長さと幅が決まり、米が太りつつある時です。

 米は、出穂してからほぼ1週間で長さが、次の1週間で幅が決まってきます。
 3週目に入ると(8月末にかけて)、厚みが決まって太り、粒張り(千粒重)がよくなってきます。でんぷんが転流される一番大事な時期です。(写真のように、穂が少し垂れてきています。)


秋を思わせる空になりました  でんぷんの転流が始まり、少し穂が垂れてきました   


 この時期に、昨年のような高温が続くと、稲体の消耗が激しく、品質も低下してしまいます。
 今年は水管理の徹底が図られており、また、夜は比較的涼しい日が続いていますので、稲体が活き活きとしています。粒張りと品質が良くなってくるプラスの要因で、今年の米は期待できそうです。


 いま、3棟目のイチゴのハウスを建てています。用地の造成が進めば、今年度中にもう1棟建て、イチゴの栽培を2倍にする予定です。

建設中のイチゴハウス 


(※画像をクリックすると大きく表示されます)

上へ戻る