田植えの準備が進んでいます
2008.04.30
播種直後は低温の日が続いていましたが、その後暖かくなり、イネの苗はどんどん生長しています。ほ場では、5月3日から予定している田植えに向けて、代かきの最中です。
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左 :順調に育つ苗にかん水をする / 右 :育苗中の苗
育苗は、「稚苗無加温育苗」方式で行っています。
被覆資材で保温して発芽させ、そのまま引き続き緑化・硬化を行うもので、出芽後に育苗箱の移動を行わない省力的な方法です。
4月12日・13日の播種から7~8日たった4月19日に被覆資材を取りました。
やや早いかなと感じたものの、その後温度が上昇してきたため、もう半日早くてもよかったくらいでした。
かん水は、基本的には1日に1回、床土の温度低下を避けるために午前中に行います。
今は育苗後期なので、高温になる時は、さらに1回かん水しています。
乾燥しすぎて苗が萎凋すると葉が巻きやすくなるため、周辺部が乾燥しないよう、特に注意してかん水しています。
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左 :いよいよ代かき作業
中 :代かき後に見事な文様が描かれました
右 :ほ場の遠景
主力となるほ場は、40m×100mの40a区画のほ場で、昭和54年度に基盤整備したものです。
4月26日から28日までの3日間で、一度「荒代」(予備的な代かき)を行いました。
引き続いて4月29日から3日間で、代かき(本代)を行いました。1枚の田を2時間というペースです。
この後、1日落ち着かせてから、5月3日から田植えを始めます。
なお、畦塗りは、集落で共有する畦塗り機を使用して、4月3日から行いました。
耕起・整地は、4月18日から20日に、基肥を全層施肥して行いました。
基肥の成分は、特別栽培米コシヒカリは、オリジナルの「しろね有機」で、N 10:P 14:K 12。その他は、化成肥料で「N 12:P 14:K 16」のものと「N 16:P 16:K 16」のものを全面施肥しています。
施肥量は、特別栽培米のコシヒカリはオリジナルの「しろね有機」を10a当たり30kg、その他のコシヒカリとこしいぶき、わたぼうし、五百万石は化成肥料を10a当たり30~40kgとしています。
●トピックス●
4月29日朝4時に、豚舎に行くと、豚の赤ちゃんが14匹産まれていました。
左 :並んで乳を飲む産まれたばかりの子豚 / 右 :となりは4月18日に産まれたお兄ちゃん(?)豚
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