普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
   普及指導員とは・・・こちら

RSS

佐賀県
平野稔邦

農福連携による労力支援活動状況報告!続報!

2019.12.17

 当地区で行っている、NPO法人の福祉ネットや行政、JAが協力した農福連携による労力支援活動の続報をお伝えします。
 前回お伝えしたみかんの収穫補助作業の体験会を踏まえて、一戸の農家から希望があり、福祉ネットを経由して契約した3事業所が、交代で作業を実施しています。

 さらに今回、昨年度からの取組みであるセンサー選果機での作業について、12月から2月までの選果期間すべてで可能にするため、複数の事業所を集めた体験会を実施しました。
 4事業所から5グループ約30名が参加し、交代で体験していただきました。


blog_saga_hirano16-1.jpg
体験会に集まった4事業所の利用者と支援者さん


 必ず手袋をして、ていねいに扱うことや、コンテナに入れる量、いっぱいになったコンテナの移動方法等を指示した後に、事業所ごとに作業を実施しました。
 このように、複数の事業所が交代で作業することで、選果期間全体を通して安定的な作業が可能となり、計画的な選果・出荷に対応できることが期待されています。


blog_saga_hirano16-2.jpg
センサー選果の体験作業の様子


 また、空いた時間の作業として、果実をビニルで個装する作業と、包装袋へのシール貼り作業も体験してもらいました。これらの作業については、これまでの福祉事業所の作業状況を目にしていた選果場職員から提案があったもので、農福連携に対する理解の深まりの一端と感じています。


blog_saga_hirano16-3.jpg  blog_saga_hirano16-4.jpg  
左 :新たにビニル個装作業を体験
右 :シール貼り作業体験に取り組む利用者


 今後、福祉事業所の支援作業が、選果場でいつでも目にすることができれば、その働きぶりを見た農家からの新たな作業依頼にもつながるのではと、期待しています。

平野稔邦

佐賀県佐城農業改良普及センターで果樹を担当しています。佐賀県ではテレワーク推進の一環で普及指導員は、一人一台のタブレット端末を持ち日々の普及活動に活かしています。タブレットを活用した普及活動を中心に、産地の動き等を紹介します。

長崎県
内田早耶香

カンコロ餅加工により加工適性を確認しました

2019.12.13

 今週の五島は、比較的暖かい日が続いています。
 皆様いかがお過ごしでしょうか。


 さて、甘藷について、前回の"カンコロ"加工に続き、"カンコロ餅"加工を行いました。カンコロ餅とは、前回作成したカンコロに餅をあわせた、五島地域伝統の保存食です。


 カンコロ餅の加工方法は以下のとおりです。


blog_uchida12_1.jpg
1 餅を用意する


blog_uchida12_2.jpg
2 カンコロと餅を蒸す


blog_uchida12_03.jpg
3 2に砂糖も併せてペースト加工する


blog_uchida12_04.jpg
4 成形する


 3品種で比較を行いましたが、餅の色味や固さに差が現れました。今後、実需者に加工に適した品種を確認し、五島地域で推進する品種を選定していく予定です。

 カンコロ餅は、伝統食としてもお土産としても需要がある加工品です。さらにおいしいカンコロ餅生産に繋がるよう、今後も支援したいと思います。


ツイッターで五島の旬な情報を発信中!


内田早耶香

長崎県五島振興局農業振興普及課の内田です。普及員5年目の農産担当(水稲、麦、大豆、かんしょ等)です。農家さんのお役に立てることを夢見て、日々現場に出ています。

大分県
鹿島和之

誰でも書ける!手書きPOPづくりセミナー

2019.12. 9

 農家が作った農産物や加工品を直売所などで売る時に悩むのが「どうやってお客さんに良さを伝えるか?」。この悩みを解決し、売上向上につなげることができるのが、店頭に掲示する「POP」ですが、作り方がわからないという人が大多数です。という私も字も絵も下手で、POPは自分ではできないと思っていました。

 そこで、『「手書きPOP」のつくり方』という本を出されている山梨県の増澤美沙緒さんを講師にお招きし、手書きPOPづくりセミナーを開催しました。


blog_kashima5_1.jpg
POPセミナーの様子


 増澤さん曰く、「とにかくPOPは、絵心がなくても字が汚くても、作成手順とコツ、そして繰り返しの実践があれば、誰でも書けるようになる」とのこと。

 そして、POP達人への道は
 ①順番をマスターする。
 ②効果的な内容をマスターする。
 ③POPを目立たせる。
 ④POPの楽しみ方をマスターする。
 ⑤実際に書いてマスターする。
の5点であり、増澤さんの説明後、参加者で実際に手書きPOPを作成しました。


blog_kashima5_2.jpg
私が作成した「おせち」のPOP


 すると、皆さん初めてとは思えないぐらいの、すばらしい手書きPOPが完成しました。中には翌日、実際の店舗で作成したPOPを掲載したところ、その商品が売り切れてしまったという効果を実感した方もいました。


 増澤さんのブログにも本セミナーを掲載して頂きましたので、お時間あればご一読下さい。

鹿島和之

大分県北部振興局で農業青年や農村女性などの担当をしている鹿島です。大分県国東市生まれ、愛媛大学卒。平成13年に大分県に採用されました。今は豊後高田市に住んでいます。

長崎県
内田早耶香

大豆の収量調査を行いました

2019.11.28

 11月も終わりに近づいてきましたが、五島は昼間、暖かい日もあります。
 皆様いかがお過ごしでしょうか。


 さて、大豆について、定点生育確認圃の収量調査を行いました。
 今年は台風が五島に接近または直撃することが多く(台風5号、台風8号、台風13号、台風17号)、圃場の場所によっては、潮風害が発生しました。
 定点生育確認圃は幸いにも潮風害の発生はなく、例年通りの収量が確保できていました。


blog_uchida11_1.jpg


blog_uchida11_2.jpg


 国産大豆はまだまだ需要に供給が追い付いていないので、令和2年産大豆も生産者にしっかり収量を確保してもらえるよう、サポートしたいと思います。


ツイッターで五島の旬な情報を発信中!


内田早耶香

長崎県五島振興局農業振興普及課の内田です。普及員5年目の農産担当(水稲、麦、大豆、かんしょ等)です。農家さんのお役に立てることを夢見て、日々現場に出ています。

佐賀県
平野稔邦

農福連携による労力支援活動状況報告!

2019.11.21

 当地区では、NPO法人の福祉ネットや行政、JAが協力した農福連携による労力支援体制の構築を図る活動を行っています。今回は、私が担当する果樹における取組み状況を報告します。


▼参考:農福連携による労力支援活動の展開を加速!!


 昨年度は、みかん選果場でのデコポンのセンサー選果、堆肥袋の回収作業、剪定枝の集積作業などがありましたが、今年度は、新たな作業にもチャレンジしました。
 一つは春の摘蕾作業でしたが、長いゴールデンウイークと作業時期が重なり、スケジュールが調整できず、不調に終わりました。
 そんな中、先日取り組んだのは、収穫したみかんを入れたカゴを回収して、コンテナに移し替える収穫補助作業です。この作業を支援することで、一般の雇用者は収穫だけに専念でき、収穫作業の効率アップが期待できます。


 今回、この作業が農福連携に向くかどうかを判断するために、体験会を開催しました。
 カゴいっぱいにならなくても空のカゴと交換することや、コンテナに入れるみかんの量等、注意点を説明して作業を行ってもらいました。関係機関や実際に求人している農業者も集まり、作業状況を確認した結果、作業を依頼したいという農家の要望がありました。
 現在、契約に向けて、福祉ネットとスケジュールや事業所の調整等に取りかかっている所です。


blog_saga_hirano15-1.jpg  blog_saga_hirano15-2.jpg
左 :支援者を通じて作業内容を利用者に説明 / 右 :体験作業風景


blog_saga_hirano15-3.jpg
体験作業状況を関係機関や農業者が見学


 一方で、昨年実施したセンサー選果作業も、今年度新たに希望する事業所が見つかっており、数カ月間を交代で、継続してできるよう調整しています。

 昨年度からの作業受託活動を経て、福祉事業所の作業を目にする機会が増えたことで、農福連携の可能性を感じている農家も増えてきているように感じています。作業内容と賃金等の調整等難しい部分もありますが、今後も農業部門の労力不足解消と福祉事業所の就労支援という、お互いの目標が果たせてwinwinとなれるよう、マッチングと作業体系の構築を進めていきます。

平野稔邦

佐賀県佐城農業改良普及センターで果樹を担当しています。佐賀県ではテレワーク推進の一環で普及指導員は、一人一台のタブレット端末を持ち日々の普及活動に活かしています。タブレットを活用した普及活動を中心に、産地の動き等を紹介します。

前の5件 4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14

上へ戻る

カレンダー

loading ...

みんなの農業広場に戻る

アーカイブ