普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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島根県
長妻武宏

畜産ふれあい祭りを開催

2018.12. 5

 晴天のもと、今年も畜産技術センターの「畜産ふれあい祭り」が開催されました。
 地域の農畜産物の販売や動物とのふれあいなどができて、毎年多くの来場者でにぎわいます。
 センターは山の上にあり、公共交通機関がないため、来場者の多くは自家用車利用となりますが、「毎年これが楽しみで来ています」という人もいらっしゃいます。


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会場の様子


 島根ホルスタインクラブや関係団体なども一緒になって、祭りを盛り上げてくれます。子供には、牛の乳搾り体験やアイスクリーム作り、バター作りなどが人気のようです。
 畜産技術普及課は、農業技術センターで栽培・収穫された柿・梨・ブドウ・ミニトマトを販売しました。
 販売開始時間前から列ができて、完売までの時間は約30分でした。


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農産物の販売開始前の行列


 売れ残ったら関係者に買ってもらおうかと思うくらい準備をしていましたが、「こんなに早く売り切れるとは」というのが感想です。
 来年はもっと販売数量を増やさなければ~と思いました。

長妻武宏

島根県農業技術センター技術普及部畜産技術普及課の長妻です。課の名前のとおり畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員として力になりたいと思っています。

富山県
井上徹彦

北陸ブロック農業青年会議

2018.11.22

 今年も11月15日~16日にかけて、北陸ブロック農業青年会議が開催されました。
 この会議は、北陸地域(富山、新潟、石川、福井)の青年農業者が一堂に会し、日ごろの活動を通じて得た知識や技術、プロジェクトの成果を相互に交換するとともに、組織活動強化のための研修を行うことで、自信と希望をもって農業に取り組む意欲を高めることを目的としています。


 今回の大会は「若い力で切り拓け! 農業新時代」をテーマに、各県の代表者がプロジェクト発表と意見発表を行いました。
 富山県からはHITS(氷見射水高岡地区青年農業者協議会)所属の酪農家の青沼夫妻が発表。この発表を応援するため、、高岡農林振興センター管内の2組織から計13人の参加がありました。

 

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左 :青沼光さんによるプロジェクト発表の様子
右 :青沼佳奈さんによる意見発表の様子


 結果、「酪農が日本で100年後も続いていくためのclover farmの取り組み」を発表した青沼光さんが最優秀賞を、「みんなの身近な牧場に」を発表した青沼佳奈さんが優良賞を受賞しました。
 光さんは北陸ブロック代表として、来年2月26~27日に開催される全国青年農業者会議で発表することとなり、全国でも高評価が期待されています。


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富山からの応援団も加わって記念撮影しました


 併せて、新潟市農林水産部ニューフードバレー特区課の斎藤課長から、「新潟市革新的農業実践特区 ~新潟市における農業特区の取組~」と題した講演がありました。
 そこでは、平成26年5月に「ニューフードバレー特区」として、大規模農業の革新拠点として新潟市が国家戦略特区指定された経緯や、その後の規制緩和により①全国初の企業参入による特例農業法人の設立、②農地への農家レストランの開設が認められ、農村地域の雇用創出と交流人口増につながったこと、③農業支援外国人の派遣契約期間の3年間が『通算』3年間となったこと、などの説明がありました。


 翌16日には、その規制緩和により(有)高儀農場が平成28年5月に農地に開業した農家レストラン『ラ・トラットリア・エストルト』を見学しました。
 天然木をふんだんに使った店内に入った参加者は、規模の大きさと、これらの施設が農地に建てられていることに驚くとともに、うらやましさをにじませていました。
 高儀農場の高橋専務によると、敷地内での来客の滞在時間をさらに伸ばすため、イチゴの観光農園の増設と農家民宿の営業なども検討しているとのことでした。


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『ラ・トラットリア・エストルト』の外観と店内の様子


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高橋専務が(有)高儀農場の経営について説明中


 今回、会議に参加した他県の青年農業者は意識の高い方が多く、富山県の参加者は、交流によって良い影響を受けたことと思います。
 全国農業者会議での青沼光さんの発表にも、HITSから青年農業者が応援に行く予定です。その際にも参加者がたくさんのことを学び・感じて、大きく成長して欲しいと願っています。


 なお、公私ともお忙しい中、今回の受賞報告のため青沼夫妻が県農林水産部長と高岡農林振興センター所長へ表敬訪問に来られました。ありがとうございます!


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左 :農林水産部長への表敬訪問(マスコミの取材中)
右 :高岡農林振興センター所長への表敬訪問


井上徹彦

富山県高岡農林振興センターで、担い手と経営指導の担当をしています。
ただし本来は花きが専門なので、時々現地で花き栽培についての指導をすることも♪

大分県
塩崎洋一

女性の農業経営管理能力向上

2018.11.19

 全国どこでも、農業に従事する女性組織の育成が図られているかと思います。
 当管内でも様々な活動がされていますが、その中のひとつに、経営管理能力向上をめざしたコースがあります。
 これは、継続して2年間、一定以上の研修を受け、最終段階では自家経営の状況や将来ビジョンを発表します。本県では「女性農業経営士養成講座」と称していますが、この日はその最後の発表に向けた、まとめの打ち合わせでした。


 作業を進める中で、正面右手のトマト農家Sさん。昨年度法人化して規模拡大もされたので、私も同席して状況を伺っていました。そして、「そうだ、ブログ用に写真を撮ろう」と、携帯を探しに退席して戻ると、担当のMさん(背中左側)が「息子さんが就農するので、給付金の話を聞きたいとのことです」となって、急きょ担当のAさん(背中右側)が加わりました。

 まさに普及の組織活動というところですが、こういう普及組織を活かすというか活用するスキル、これが農業経営では、意外なコスト削減につながると思うのです。


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普及所に来ればワンストップできる、です。ところがこうした点については、遠慮しがちな農家さんが多いようです


 今回は研修のためもあり、自家経営のまとめを作っていますが、私が経営計画作成の手伝いをしている、ある農業法人の奥さんは、「これだけの計画書を民間に頼むと、何十万円か要るだろうねぇ」と話していました。また、その奥さんは他の農家さんに、「普及所に頼むといいよ。パソコンですぐに作ってくれる。その代わり、決算書も何もかも全部見せることだよ」と話しているそうです。

 ポイントは、「決算書も何もかも、経営に関する数字をすべて見せることができるか」です。「生活費の中身は出さなくていい、経営に関して全部出せるか」ですが、この意識は、なかなか研修で培われるモノではないようです。

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

富山県
井上徹彦

HITS『たかおか食彩フェア』への出店

2018.11.18

 高岡市の農業祭は、高岡市の食の魅力をアピールするイベント「たかおか食彩フェア(主催:『高岡市農林水産業まつり実行委員会』及び『JA高岡食と農ふれあいフェア実行委員会』)」と銘打って開催されており、食彩フェアの前身であった『高岡農業まつり』時代から、管内の青年組織(旧4Hクラブ)であるHITS(氷見射水高岡地区青年農業者協議会)が出店協力をしています。


 HITSは、2015年から食彩フェアで、新鮮な野菜のほか、高岡市産のキャベツを使った広島焼きを販売しており、2015年と2017年は、広島焼きの名人である『お好み焼き士』をオタフクソース株式会社から派遣してもらうなど、おいしい広島焼きの提供に向け、毎年技術の向上に取り組んでいます。


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お好み焼き士の指導のもと、練習会で広島焼きを作る青年HITSメンバー(2017年度)


 今年も昨年の復習を兼ね、食彩フェア前日に、昨年参加した会員が新規会員に広島焼きの焼き方を指導しました。


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先輩の指導のもと、広島焼きを作る新人HITSメンバー(2018年度)

 食彩フェア当日は好天に恵まれたこともあり、市内外から来られたお客さんで、会場早々から大いににぎわっていました。


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左 :開場を待ち望むお客さんたち(開場30分前)
右 :開場内の様子(会場30分後)


 HITSの作る広島焼きにも開場から多くのお客さんが並び、てんてこ舞いの状態でした。


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HITSコーナーの様子


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左 :広島出身のA氏は、1人で同時に8枚焼きができます!
右 :黙々と葉ネギを切る女性会員のK氏


 今年は、予定より早い午後1時半に、予定の300食を売り切ることができました。
 このあと参加者による慰労会が居酒屋で開催されたとのことで、さらに親睦を深めたことでしょう。その関係が今後の活動につながることを、農林振興センターとして大いに期待しています。

井上徹彦

富山県高岡農林振興センターで、担い手と経営指導の担当をしています。
ただし本来は花きが専門なので、時々現地で花き栽培についての指導をすることも♪

島根県
長妻武宏

新人職員の農家研修

2018.11.12

 先日、新人職員に課される農家研修がありました。
 以前から、島根県の新規採用職員(農業の技師)は、農家研修をすることになっています。
 1人1人各課・職務に合わせて研修の行き先を決めていきますが、当課の新採職員は、酪農+パン屋の農家研修をすることにしました。
 実際の研修は酪農部門だけでしたが、パン屋は、米粉パン+生地の冷凍保存をしないというこだわりがあって、順調に販売を伸ばしています。


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こだわりのパン屋「カウベル」の外観


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「カウベル」店内


 研修は、乳牛・育成牛の管理が中心です。様子を見に行ったときには、堆肥の袋詰めをしている時でした。


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農場(左)と堆肥の袋詰めの様子(右)


 研修後の感想は、「酪農といっても単に乳を搾るだけでなく、農家なのでさまざまな仕事をしていることを学べて大変勉強になりました」ということでした。
 農家や従業員の方々には大変お世話になりました。

長妻武宏

島根県農業技術センター技術普及部畜産技術普及課の長妻です。課の名前のとおり畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員として力になりたいと思っています。

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