普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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島根県
長妻武宏

島根県種畜共進会が4年ぶりに開催

2023.10.23

 島根県の種畜共進会が島根中央家畜市場(松江市)で開催されました。


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 令和元年に開催された後、コロナ禍により中止していた共進会が久々に復活です。
 出品区分は若雌牛、成雌牛、母系牛群の3区分で、合計56頭の出品がありました。


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 県共進会の開催に先立ち、県内10地区で予選が実施されていますが、今回、島根県農林大学校と県立矢上高等学校の雌牛が予選を勝ち抜き出品されました。
 例年、乳牛の部や審査競技会もありますが、今年は肉用牛の部のみの開催となりました。それでも、多くの人でにぎわいました。


 平成の後半になるにつれ、飼養頭数規模が大きくなり、多頭飼いの農家の出品が少なくなってきたように感じていましたが、今回、(有)藤増、(有)隠岐潮風ファーム、(有)島根農場 益田分場といった多頭飼いの農場からも出品がありました。管内(浜田市)から出品した佐々木牧場も、繁殖牛飼養頭数100頭以上の農家です。
 毎月開催される子牛市場などでも顔を合わせることはありますが、ひさびさにみなさんと話をする、よい機会になりました。

長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員になりたいと思っています。

blog_hukyu_katano_f.jpg 秋田県
片野英樹

厳しい夏でした

2023.10.18

 秋田県由利地域振興局農業振興普及課の片野です。10月に入り最低気温が一桁の日がちらほらでてきました。庭の木々も色づいてきています。


 9月中旬から徐々に稲刈りが始まりました。9月上旬まで高温が続いたため、稲の登熟が進み品質低下防止のため早めの刈り取りを呼びかけてきましたが、"刈り取りいざ本番!"というときから断続的に降雨が続き刈り取りが進まず、品質低下が懸念されています。


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稲刈り風景(本文とは関係ありません)


 そんな中で、米の農産物検査も始まり、県内の登録検査機関から例年より1等米比率が低いという声が聞こえてきてます。
 白未熟粒の発生が多く落等に影響をおよぼした主因は夏場の異常高温です。猛暑の中、稲体の活力を維持するため、かけ流しや湛水管理等を指導しましたが、天候には勝てませんでした。我々普及指導員にできることは、作柄解析と優良事例の収集と分析により次年度以降の対策を講じることです。


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玄米品質を確認する筆者


 9月上旬に、篤農家のほ場で水管理の事が話題になりました。
 この農家はときどき水田の温度を測っており、湛水管理だと地温は下がらない、かけ流しだと水が流れる部分は低くなるが水が動かない部分は全然下がらない、飽水管理だと表面温度はかなり下がって効果的だとお話していました。具体的な数字を出されると説得力があります。

 つくづく、課題も解決方法も現場にあることを感じ、現地活動の重要性を再確認しました。管理職などやっている暇はありません!

片野英樹

秋田県で平成4年度採用から普及指導員ほぼ一筋で30年経ちました。主に水稲・大豆担当でしたが、一時期集落営農や法人育成にも携わりました。現在は裏方として、水稲新品種「サキホコレ」の普及に取り組んでいます。

島根県
長妻武宏

御抜穂式

2023.10.16

 江津市桜江町で作付けされている献穀田(※)の「石見高原ハーブ米きぬむすめ」の御抜穂式が9月にありました。
 「抜穂式(ぬいぼしき)」とは、新嘗祭に献納する新米を収穫する神事のことです。


献穀田:天皇陛下に献上するお米を作る田のこと


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神事の前に御手水


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 当日は天候に恵まれ秋晴れとなり、気温はやや高めといった状況でした。
 来賓の大部分は農業関係者。ほ場では手慣れた感じで作業をおこなっていました。
 最近の収穫はコンバインが主流ですが、御抜穂式では、最近は少なくなった「はで干し」(天日干し)での乾燥です。


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 江津市桜江町は江の川の下流域で、水害の多い地域ということで、当初から心配する声もありましたが、今年は水害もなく、台風の被害もない近年稀な年となり、裏方としてはほっとしています。

長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員になりたいと思っています。

島根県
長妻武宏

アジサイの品質向上勉強会

2023.10. 3

 島根県アジサイ研究会は、現在15戸17名が会員となり、母の日出荷を中心に、生産に取り組んでいます。
 島根県西部地区では、研究会に参加する栽培農家が5戸あります。戸々の農家は離れていますが、毎月集まり、技術向上の勉強会が開催されています。


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研究会(検討)


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検討会(現地)


 近年は、戸々の農家が組織的に技術向上に取り組む品目が少ないという状況ですが、県アジサイ研究会は、島根県オリジナルアジサイのお墨付き栽培者ということもあって、栽培技術の向上にたいへん熱心な組織です。
 現在研修中の夫妻もおられ、西部の栽培戸数も増える予定です。


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万華鏡(青)


 課内では、今年度の新人が担当することになり、その指導もかねて、一緒に勉強会等に出席しています。
 私の専門の畜産とは共通する部分がほとんどなく新しいことばかりなので、なかなか頭に入ってこない感があります。


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一番新しい品種「月うさぎ」


 県品種としては6品種あり、来年度からは一番新しい6番目の品種の「月うさぎ」の出荷量も多くなっていくと思われます。


▼島根県アジサイ研究会 公式サイト

長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員になりたいと思っています。

blog_hukyu_katano_f.jpg 秋田県
片野英樹

たまねぎの取り組みについて

2023.09.29

 秋田県由利地域振興局農業振興普及課の片野です。
 9月の下旬になってようやく暑さが和らいだと思ったところ、急に気温が下がって肌寒く感じております。


 当管内では、令和5年3月に大手商社と地域の法人・個人が出資し、たまねぎ生産法人を設立しました。たまねぎの取り組みが盛り上がっており、まだまだ面積は小さいものの、数年後には40haを目指しております。


 猛暑の夏、たまねぎの乾燥調製施設の稼働状況を調査してきました。
 同法人は全国のたまねぎ産地を視察し、様々な機器を検討してきた結果、吸引式の乾燥機を導入することに決めました。この乾燥機の性能が生産者も驚くほど高性能で2日もあれば十分乾燥できるようです。

 乾燥施設内は32℃程度でしたが、湿度が低い分涼しく感じられ、音はかなりうるさいですが中から出るのが億劫になりました。
 1回の乾燥で26t処理できるのですから、調製作業は大変です。ケルセチン入り飲料を摂取しなくても十分痩せそうだなと、別の観点から感心しました。


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吸引式の乾燥施設


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調製作業の風景


 来年度、他の地区にも乾燥調製施設を導入する予定ですが、法人ではこの処理能力から、施設規模を縮小しても目標面積を達成できると試算しています。
 常にコスト計算しながら、状況に応じて投資額を修正できる法人はそんなに多くないと思います。よりよい経営を行ってもらいたいと、ケルセチン入り飲料を飲みながら思いました。

片野英樹

秋田県で平成4年度採用から普及指導員ほぼ一筋で30年経ちました。主に水稲・大豆担当でしたが、一時期集落営農や法人育成にも携わりました。現在は裏方として、水稲新品種「サキホコレ」の普及に取り組んでいます。

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