普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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島根県
長妻武宏

島根県大田市「ごいせ仁摩」道の駅に新規登録

2020.08.21

 令和2年7月1日付けで、島根県内29番目となる道の駅「ごいせ仁摩」が新規に登録されました。道の駅は全国で1180駅、中国地方では107駅となります。
 「ごいせ仁摩」のオープンは、令和3年10月頃の予定です。建設予定地は、山陰道仁摩IC出入口に隣接していて、「世界遺産石見銀山」まで約7kmに位置しています。物産販売、レストラン、RVパークやドッグランのほか、来年開催予定の全国植樹祭後に、お野立所を移築した屋根付き観覧スペースも整備される予定です。


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建設予定地(インター出入口の真向かい)


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石見銀山へ行く道路沿いにある景勝地:龍岩とノウゼンカヅラ


 地元の農産物販売も計画されていて、7月下旬~8月下旬にかけて、市内12地区で農産物出荷について意見交換をしています。各会場の出席人数は少なく、出席者0人の会場もありますが、出席された農家からは、出荷意欲の高い声も聞くことができました。


 今回は、大田市の仁摩町と温泉津町を中心とした意見交換会でした。
 個々の農家の生産量単位が少ないこともあり、生産した農産物を物々交換したり、無料(タダ)で配ったりという地域なので、今後販売まで結びつけられれば良いと思いました。

 また、サル被害が多い地域なので、対策指導をする必要もあります。
 ちなみに、「ごいせ」というのは、仁摩町沿岸部の方言で「いらっしゃいませ」に近い、あいさつの言葉で、「ごいせ祭り」という夏祭りもあります。

長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員としてになりたいと思っています。

大分県
塩崎洋一

時には山羊さん

2020.08.14

 ある日、自宅に着いたら、家内が「いま、山羊に点滴しよる」とのこと。一昔前の家畜タイプではないけれど、かなり衰弱していました。


 畜産普及員としては、何とかしてあげたいと思うところです。同じ食べさせるなら雑草チックなものよりはと、近くに生えていたカヤを小さく刻んでやり替えました。余分に刈り取って、翌日用に乾草調整もしてあげました。そして、ちょうど農家さんでテストするために仕入れていたバイパスタンパク飼料があったので、それを振りかけてあげました。


 起き上がってムシャムシャと食べ始め、時間がたつと反芻もし始めたので、やれやれと思いきや、翌日に様態が急変して。。。。。
 いろいろ聞いてみると、子ヤギの時からの衛生管理や飼養管理に問題がありそうでした。大学時代に実習で少し関わったくらいでは、やはり駄目だと思い、山羊のテキストを取り寄せて、改めて勉強を始めた次第です。


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 『頑張れ!』と思いましたが、悲しい結末となりました。
 命あるもの、必ず寿命があります。受け入れていかねばならない出来事も起きます。
 家内が獣医で開業しており野生動物保護にも関わっていますが、以前、交通事故でパトカーで運び込まれたバンビも、腰が立たないままで、やっぱり。。。。。
 一方で、「かわいそう」と思う感情論主体の動物愛護精神は、本当にその子のためになるのかなど、色々と考えさせられました。

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

大分県
塩崎洋一

普及職員協議会の支部別研修会

2020.08.12

 普及員の資質向上、スキルアップを目指しての研修は、どこでもされていることと思います。
 わが県でも、例年の各支部別(所属別)研修が行われました。
 今年度、自分が県の事務局を受けているからではありませんが、わが所属では、いつもと違うやり方(自分ではそう思っている)でやってみました。


 まず普及活動上の問題点を挙げて、それを「どうするか」という流れはやりませんでした。他の所属では、ほとんどがそうした指向でした。若手の悩みとか、ベテランと若手に別れてどうこうとか・・・
 それを否定はしないし、全く問題はないと思いますが、単に、それでは自分が物足りないだけだったからかもしれません。


 当事務所では、班分けして、司会進行とりまとめは若手にやってもらいました。これは、現場に出た際に、農家さんの組織作りや産地や組織の合意形成に役立つように、との思いからです。そして、テーマは「産地確立やブランド確立に向けて普及員は何をやるか」です。これを各部門でやってもらいました。米、肉、野菜、花、などなどです。時間の関係上、こちらが思うところまでは到達しなかった感じもありますが、おおよそ、普及が何するか、までは行き着いたようです。


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8割を超える参加でした。司会進行とりまとめをする若手には、何でも良いから自分の気になるブランドについて、なぜブランドになったのか、歴史や背景を事前に調べてもらい、なぜ自分がこれを気に入っているのかも出してもらいました。そして自分の関わる産品のブランド化、産地確立などをどうすればできるかを見ていく流れでした


 問題はここからです。何をするのか、机上では出そろいましたが、実際にそれをどのように、だれがやるのか。やった結果どうなるのか。やるべきことをやれば、その結果として目指すところに近づいていく、目的を達成する方向へ状況が変わっていくはずです。
 もし、そうした状況変化が生じないとすれば、目的そのものが現実的でないか、目的達成のためにやっていくこと、目の前の目標や行動が乖離しているのです。これをどのように進捗管理して積み重ねていくのか、など、具体的対策が出てくるはずです。この普及活動の進行管理はどうなっているのか、と。
 ある参加者の、「若手どころか、ベテランもスキルアップしなければならない」という意見に繋がって行きそうです。


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班ごとに温度差はありますが、やっぱり、こうやると、意見は出やすい。自分たちが研修している手法を、現場でもやってみよう!

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

徳島県
清水昇

新人普及員頑張る!

2020.07.20

 今回は、普及指導員をめざす入庁2年目の普及職員、片矢未来さんの活動を紹介します。
 美波農業支援センターは、近年管内出身の職員が多く、4年続けて地元に配置されています。
 「地元愛」のもと、農業振興をめざして毎日頑張っていること、先輩普及指導員として微笑ましい限りです。
 その成果が、地元新聞に掲載されました。
 内容は、「トレーニングファーム」という方法で、ベテラン農家ほ場の隣りに新規就農者のほ場を設置し、農業特有の「経験と感」による技術を、わかりやすく言うと「見よう見まね」の方式で、新規就農者を成功に導くといった感じです。


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オクラほ場。片矢さん(右)と農家さん(中央2名)


 新人2年目の片矢さんは今回、このように新規就農者を成功に導くことができました。
 徳島県においては、残念ながら現場(普及)にいられる期間は2年とされていますが、このように短い実践期間でも、効果的な手法をもって、農家に「ありがとう」と言われるような成果を経験させられたことを嬉しく思います。

清水昇

徳島県南部総合県民局美波農業支援センターで、特産品キュウリを核とした担い手育成を中心としたプロジェクト活動を展開中です。キュウリを担当していますが本当の専門は花きです。実家は徳島県特産のスダチや全国的に有名な「木頭ゆず」を栽培しています。

島根県
長妻武宏

「食べられるバラ」が有機JAS認証取得

2020.07.15

 島根県大田市で食用の薔薇を生産している「有限会社奥出雲薔薇園」が有機JAS認証を取得しました。


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 有機JAS認証の調査の時には、研修として調査に同行しても良いということだったので、同行させてもらいました。
 書類の記録確認から始まり、ほ場や倉庫の状況調査がありました。ドリフトの調査などGAPの審査と同様な部分もありますが、機械の潤滑油の扱いなどは、有機独特な視点だと思いました。無農薬で生産する薔薇なので、農薬の保管や廃棄の検討も必要ありませんでした。


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 (有)奥出雲薔薇園では、これまでも、有機栽培に取り組んでいましたが、認定取得のきっかけは、取引会社のニーズだそうです。エディブルフラワーや加工食品の原料のほか香料や化粧品などの原料としても出荷しているそうです。
 調査当日、バラサイダーを試飲しましたが、これまでに経験のない新鮮な味と香りでした。


長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員としてになりたいと思っています。

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