普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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大分県
塩崎洋一

経営指導力自己研鑽

2019.08.15

 農業経営の普及指導に関しては、私自身かれこれ四半世紀を超える普及員家業において、これまでいつの頃も、もちろん今でも、同じ様な議論、同じ様な内容での検討がされているように感じます(もちろん、私だけかもしれませんが・・・・)。
 同じような議論や検討というのは、経営指導の手法やそれに関わる普及員のスキルアップについて、事務所の体制などなどです。

 今回、そうした農業経営に関する普及指導活動に一石を投じるべく、普及職員協議会の自主研究グループで、自己研鑽を図る研修会を始めました。募集に応じた若手は8人。各所属から1名以上が応募したことになりますが、これはすばらしいと感じた次第です。


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みんな経験値はバラバラで、広域普及員のリードで研修開始したけれど、内容はほとんど自分たちで作っていきます


 どこかで紹介したかもしれませんが、四千年前の遺跡の石版に「最近の若い者は・・・・」という記述があったそうです。落ちは、いつの時代でも・・・・ということでした。
 が、今回の場面は、意味が違うようです。みんな前向きな姿勢。仕事に対してだけでなく、自己のスキルとも向き合って、向上させようとする気配が感じられます。この気配は、顔つきや話の聞き方に出てきます。つまり、そうした気配の積み重ねが、自己の発するオーラへと変わり、普及方法での農家さんとのコミュニケーション能力向上にも、きっと、つながるのです。

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

長崎県
内田早耶香

収穫が近づいてきました

2019.08.14

 台風が近づいていますが、いかがお過ごしでしょうか。五島は強風域に入る予報となっており、農産物に被害が出ないか心配しています。

 さて、以前お伝えした早期水稲について、そろそろ収穫の時期が近づいてきました。今年の五島の日平均気温は平年と比較して、6月下旬から7月にかけて低く、7月下旬の梅雨明けから高くなりました。結果として、平年よりも1週間程度、成熟期が遅くなっています。


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 適期管理が行われ、子実はしっかり充実しています。農家さんの愛情たっぷりの美味しい「五島の米」です。普通期水稲も美味しいお米ができますように。


ツイッターで五島の旬な情報を発信中!


内田早耶香

長崎県五島振興局農業振興普及課の内田です。普及員5年目の農産担当(水稲、麦、大豆、かんしょ等)です。農家さんのお役に立てることを夢見て、日々現場に出ています。

徳島県
清水昇

「海部きゅうり塾生」を紹介します

2019.08.13

 「海部きゅうり塾4期生」の満尾匡記さん・美香さんを紹介します。
 満尾匡記さんは大阪府出身、前職はシステムエンジニアとして会社勤めしていましたが、「いつか農業をしたい」と考えていたそうです。そんな折、移住就農フェアにおいて、当地域が進める「きゅうりタウン構想」を知り、次世代園芸施設での養液栽培に関心を持ち、「今までの仕事で得られたことが、農業で活かせるかもしれない」と思い、移住就農を決断したそうです。


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満尾匡記さんと美香さん


 「きゅうり塾」は美香さんとともに入塾し、平成30年8月から、JAが建設したレンタルハウスで、経営をスタートしています。 
 また、経営開始を機に、事情であげられてなかった結婚式を挙げ、魅力ある「農業」と「暮らし」への実現に更に決意をしたところです。


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「きゅうりタウン」結婚式!!


 匡記さんは、ITの経験を活かし、日射量など環境をモニタリングするシステムを独自に作成するなど、魅力あるきゅうり経営に向け、意欲的に栽培に取り組んでいます。


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家族経営協定式(左)と経営するレンタルハウス(右)

清水昇

徳島県南部総合県民局美波農業支援センターで、特産品キュウリを核とした担い手育成を中心としたプロジェクト活動を展開中です。キュウリを担当していますが本当の専門は花きです。実家は徳島県特産のスダチや全国的に有名な「木頭ゆず」を栽培しています。

大分県
塩崎洋一

農業青年の熱意・・・・

2019.08. 9

 管内の後継者グループから、今年度の三役があいさつに来ました。
 今年は会員でそろいの名刺を作成して、こんなことをやるから、協力してください、のスタンスです。毎度のことですが行政に対して、「補助金くれ」「予算ないですか」だけは言うなと、事前にうるさく言っています。


(会長)
「今度、新規会員の募集もかねて、勉強会と交流会をやります。普段、担当の方以外知らない方も多いので、ぜひ、多くの普及員さんに参加してもらいたいのです」

(部長)
「それはよいことだ、ぜひ協力する」

※こんなきれいな共通語ではないこと、ご想像におまかせします。。。。


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後継者活動のポイントは、そこに関わる人間の熱量だと、最近とくに感じています


 後日、あらためて所内会議で協力依頼をしたところ、庶務担当総括からも「研修会の時間帯は、遠慮なく超勤扱いしてください」と援護射撃。
 農業青年とは言わず、普及組織と農業者組織との関係性、とくにこうした担い手育成面では、昔に比べて希薄になってきていると感じるのは、私だけでしょうか。

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

佐賀県
平野稔邦

農業用マルチローターの資格を取得

2019.08. 7

 昨年度に導入した撮影用のドローンは、飛行制限区域以外の場所での飛行は高度を守った上で自由にできるため、普及活動に日々活用しています。しかし、農業用マルチローターでの農薬等の散布には、農林水産航空協会が認定する専門の資格が必要になります。この資格は使用する機種ごとに取得する必要のあるもので、機種に応じた操縦技術と知識をしっかり身に着けないと得られないものとなっています。

 この資格を取得するため、同僚の作物担当の普及指導員と、佐賀県農業大学校の学生2人の4人でスクールに行ってきました。


 まず、座学で航空法や農薬取締法、使用する機種の操作法等を学び、実技として農薬散布用のマルチローターを操作して、農薬散布(デモのため水ですが・・・)を行いました。


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検定に用いたマルチローター


 日頃利用しているドローン操作とは違い、GPSを切った状態でのホバーリングや、ナビゲーターとタイミングを合わせた散布作業等が必要です。GPSに頼り切った操作に慣れていて少し甘く見ていた自分としては、猛暑の中で、かなり疲労のたまる講習となりました。その結果、数日間奮闘したおかげでなんとか学科と実技の検定を通過し、無事に認定を受けることが出来ました。


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左 :飛行コースに立てられた旗に沿って操縦
右 :猛暑の中、交代で実技講習


 このマルチローターですが、果樹を担当する自分としては、カンキツでの活用を考えています。近年は、各地で傾斜のあるカンキツ園での試験も増えており、当県でも果樹試験場での農薬散布試験が計画されています。ただ、果樹では登録農薬が少ないことが、普及に向けた大きな課題です。

 しかしながら、元々無人ヘリ防除での歴史のある水稲よりも、スピードスプレーヤーやスプリンクラーでしか省力が図れなかった部門でうまく活用できれば、画期的な省力技術になると思っています。そのためにも、ドローンでの農薬散布技術が現地に普及できるよう、試験場等と協力して進めていきたいと思います。

平野稔邦

佐賀県佐城農業改良普及センターで果樹を担当しています。佐賀県ではテレワーク推進の一環で普及指導員は、一人一台のタブレット端末を持ち日々の普及活動に活かしています。タブレットを活用した普及活動を中心に、産地の動き等を紹介します。

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