普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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島根県
長妻武宏

「猿が近くで出るんです」

2019.11.18

 邑南町のブドウ栽培農家から「猿防除」の相談がありました。

 物理柵で防ぐことは難しいと考え、電気柵を紹介。
 組み合わせる方法もあるのですが、コストがかさむので、今回は電気柵のみとしました。


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 雑草対策として防草シートを敷き、その上に柵を立てています。
 段数は8段で、下から++++-+-+。約7000V確保でき、タヌキやイノシシやシカも防げる状態となりました。

 結果として、今年の出荷分の獣被害はなかったということで、ひと安心です。


長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員としてになりたいと思っています。

大分県
塩崎洋一

かせぎ時!

2019.11.14

 どこの農業青年たちも、プロジェクト活動や研修会など年間の活動があり、また、そうした活動を通じて活動費を捻出することがあると思います。
 管内の青年組織の一つでも、今年も活動費を稼ぎ出すイベントに参加し、1年分の兵糧稼ぎをやりました。


 今年は天候に恵まれ、10月に2日間は県のイベント、11月には地元でのイベントと、ガッチリやりました。
 3日間の稼働で数十万円の売上は、なんとか目標通りです。

 関わる普及員も、彼らとの、より高度な信頼関係構築のため、県のイベントではフル回転です。出店のプラニングや収支予測、来年に向けた出店ブースのレイアウトやマーケティングもアドバイスしました。


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県のイベントでは、昨年から「もも焼き」に加えて「もも揚げ」が登場


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今年も千数百ピースを完売


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地元のイベントでは、もも焼きだけでしたが、お昼頃から一気に人が動き、数百ピースを完売

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

長崎県
内田早耶香

カンコロ加工を行いました

2019.11.12

 五島はまだまだ、昼間は暖かい日が続いています。
 皆様いかがお過ごしでしょうか。


 さて、甘藷について、前回の収量品種比較に続き、"カンコロ"加工を行いました。カンコロとは、五島地域伝統の保存食「カンコロ餅」の原料に使われる、加工された甘藷のことです。
 カンコロの加工方法は以下のとおりです。


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1 皮をむく


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2 スライスする


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3 ゆでる


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4 干す


 一見簡単に感じますが、やってみるとどの工程にも時間と手間がかかります。我々もベテラン農家さんにアドバイスをいただきながら、何とか加工しました。

 このカンコロが完成したら、色味や歩留まりを確認し、品種ごとの加工適性を見ていく予定です。試験結果が分かり次第、またご報告します。


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内田早耶香

長崎県五島振興局農業振興普及課の内田です。普及員5年目の農産担当(水稲、麦、大豆、かんしょ等)です。農家さんのお役に立てることを夢見て、日々現場に出ています。

長崎県
内田早耶香

甘藷の掘取調査(2回目)を行いました

2019.10.29

 五島は朝晩が冷え込むようになりました。
 皆様いかがお過ごしでしょうか。


 さて、甘藷について、2回目の掘取調査を行いました。
 定植後150日での収量調査です。収量は、前回の定植後120日での調査結果と比較して、約1.5倍になっていました。品種ごとの収量の差も、顕著に表れていました。


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 次は"カンコロ(ゆで干し甘藷)"加工を行い、品種ごとの加工適性を調査する予定です。
 また後日、ご報告したいと思います。

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内田早耶香

長崎県五島振興局農業振興普及課の内田です。普及員5年目の農産担当(水稲、麦、大豆、かんしょ等)です。農家さんのお役に立てることを夢見て、日々現場に出ています。

大分県
鹿島和之

横の繋がりで笑顔をもたらす「みかんぶ」

2019.10.18

 大分県には、農山漁村の女性で組織するおおいたAFF女性ネットワーク(以下、AFF)という団体があります。AFFでは女性の資質向上を目的として各種研修会や視察研修を行っていますが、今年度から柑橘農家の女性に特化した研修を開催する「みかんぶ」を設立し、活動を行っています(事務局は私です)。


 これまでに2回の研修会を開催し、それぞれの農園の視察、農協の集出荷施設の視察を行っています。参加者からは毎回、「いつもは旦那が研修会に参加しているため、人の農園をみたり、経営を聞いたりする機会が少ないので勉強になる」「このやり方はうちでもできそうなので、帰って実践しよう」「柑橘農家どおし、同じような悩みが多く、皆さんの課題解決の方法を知る事ができる」など、女性ならではの意見が色々と聞かれます。


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左 :第1回研修 農協の集出荷施設視察 / 右 :第2回研修 会員の果樹園視察


 普及活動をしていると自分自身、色々な農家とお会いするため、「農家は、隣近所や同じ品目を作っている人とはお互いに情報交換し、色々と知り合っている」と勝手に思い込んでいましたが、「みかんぶ」を通じ、その考えを改めました。
 目の前の栽培・経営に一生懸命で、実は横の繋がりの機会が少ない農家(特に女性は家の外に出る機会が少ない)に交流と学びの機会をつくることで、新たな出会い・発見が生まれ、農家が次の一歩に進み、経営発展もできるのだと感じる今日この頃です。

 あわせて、女性を対象とすることで、女性の特徴である「共感」により、参加者それぞれの課題を全員の課題としてとらえて解決方法を議論したり、学んだ良い点をすぐに実践に移したりと、男性を対象とした研修では起こりにくい効果も生まれています。

 「みかんぶ」は、今年度あと1回の研修を計画しており、会員で和気あいあいと県外に視察研修ができるといいなぁーと画策しております。

鹿島和之

大分県北部振興局で農業青年や農村女性などの担当をしている鹿島です。大分県国東市生まれ、愛媛大学卒。平成13年に大分県に採用されました。今は豊後高田市に住んでいます。

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