普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
   普及指導員とは・・・こちら

RSS

徳島県
清水昇

「きゅうりタウン」の地、徳島海部地域から

2019.06.20

 月刊誌『技術と普及』2019年1月号に「きゅうりタウン構想」で紹介されました、四国の右下に位置する徳島県海部地域から情報発信をしたいと思います。


 この「構想」の取組は、小さな町が産地の存続をかけ、文字通り、地域の特産品「促成キュウリ」を武器に移住就農者を集い、担い手対策を行うものです。


blog_shimizu1_3.jpg


 昨年度は、北は北海道から南は佐賀県まで、地域の活性化事例、または魅力あるキュウリ栽培として取り組んでいる養液栽培技術確立に向けた取組など、「きゅうりタウン構想」の視察になんと、562名の方が訪れました。

 これまでの成果は、全国から24名の移住就農者希望者を「海部きゅうり塾」に受入れ、現在16名13経営体の新規就農者を確保することができています。

 色々と課題も多くありますが、これからも、「農業をやりたい」、「農業は楽しい」という若い方や新たな担い手を対象に、がんばっていきたいと思っています。


blog_shimizu1_1.jpg


blog_shimizu1_2.jpg


 次回は、新規就農者ががんばっている様子をお伝えできればと思います。

清水昇

徳島県南部総合県民局美波農業支援センターで、特産品キュウリを核とした担い手育成を中心としたプロジェクト活動を展開中です。キュウリを担当していますが本当の専門は花きです。実家は徳島県特産のスダチや全国的に有名な「木頭ゆず」を栽培しています。

島根県県央事務所等
長妻武宏

県中部の中山間地域へ転勤となりました

2019.06.10

 管内には、国立公園三瓶山(さんべさん)や、中国太郎と呼ばれる江の川があります。


blog_nagatsuma42_1.jpg
三瓶山


blog_nagatsuma42_2.jpg
江の川


 昨年4月には、三瓶山を震源とする地震、7月には、江の川の洪水と自然災害に見舞われました。まだところどころ災害の爪痕は残っていますが、生活する上での不自由さは解消されていると思います。


 今年度は、情報発信の勉強も兼ねて、採用2年目の若手と2人でブログを書こうと思っています。
 また、『技術と普及』令和元年7月号では、「シリーズ普及指導センター紹介」で、在籍する県央事務所が紹介される予定です。よろしくお願いします。

長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員としてになりたいと思っています。


塩崎洋一

典型的な中山間地域ですが・・・・

2019.05.27

 ご案内のとおり、当管内は大分県南部で、熊本・宮崎に隣接する典型的な中山間地域です。しかも九州の真ん中、主な幹線道路にも「中九州道」という名称があるほどです。

 一方で私の育った実家は、同じ県内でも豊後水道沿岸部。海があるし、自分勝手ですが、狭いながらも平野部のイメージがあるのです。そんな両者を思いながらですが、やっぱり広大な平野、しかも農地となれば、何度か行った北海道や、人生で最初で最後、一回だけ行ったアメリカ北西部の小麦畑を連想します。


 ですが、中山間地域にもそんな風景があったのです。
 ある時に気がついたのですが、管内の大野川という河川流域。ジオパークの認定を受けたところでもありますが、この周辺地形にミソがありました。

 通常車で移動する幹線道路、それも昔からの県道や旧国道は、河川の流域や谷間に沿っているのが多いのです。人の住んでいるエリアが河川流域に集まっているので当然かもしれませんが、逆に広大な畑作地帯が様々な農業施策の流れの中で、周辺の台地、高台に作られてきたのです。
 つまり、普及員という仕事をしてなければ、私はたぶん、こんな風景には出会っていない、普段の生活ではこんな場所に来ることはないからです。


blog_shiosaki125_1.jpg


blog_shiosaki125_2.jpg
麦とスイートコーン。一瞬「北海道!!」と感じるのですが、背景の山々と高圧線の鉄塔が、九州だと思わせるところです。実は、隣り合わせの畑なのです

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

大分県
塩崎洋一

ニューフェイス・・・・親子鷹

2019.05. 9

 新年度開始、また今年も新たな顔ぶれが加わりました。この日一緒に巡回したW君もそのひとり。当所は二回目の着任ですが、担当が変わったので早速巡回に出ました。先般紹介した、V字回復に向けてのH農場にて、ピーマン圃場に同行した次第。


 ところでWくん、道中色々と話していると、以前一緒に仕事をした先輩の息子さんでした。「親父が普及員だと、なんだかいつも授業参観されてるみたいで・・・」とのこと。父は花の普及員で自分は野菜なんで、いくらかマシですが・・・、とつぶやいていました。
 こちらは親子鷹をうらやましく思いますが、本人の気持ちは色々とあるようです。


 かく言う私の父親は肥育農家でしたが、ある日、初めての巡回先で名刺を出そうとしたところ、相手の農家の親父さんが突然、「ちょっと待て。お前、塩崎くんだろうが、親父は元気か」という場面がありました。、これには驚きました・・・。わが家は県の南部で牛を飼っており、普段縁もない県北部に巡回した時のことでしたので・・・。


blog_shiosaki124_1.jpg
普及員にとって人脈は財産です。H農場のNさん、Wくんが農大勤務の時、受講生だったそうです


 これは何を意味するか。普及指導員の身内が関係者にいる、それも普及指導対象となる農家さん側にいる場合(親が農家の場合ですが)、はっきり言って、ある意味とても居心地が悪いというか、ただならぬ緊張感がある、ということなのです。

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

大分県
塩崎洋一

V字回復の兆し・・・・

2019.04.25

 昨年夏に緊急対応を迫られた、H農場さん。順調に上半期を超えて、売上も計画どおりのようです。それでも相場の下がる時期、社長は「出荷量で稼ぐ」と同時に、労働生産性を上げていくと、踏ん張っています。


 何カ所か圃場でありますが、自分の専門分野(私の技術専門は畜産)でないために、日頃の様子はなかなかわかりません。この日は調整作業場に行ってみると、畑に出ているとのこと。


blog_shiosaki122_1.jpg
軽トラ軍団で作業員フル稼働、車で3分の調整作業場にピストン輸送です


 「アポ取りして行けば良いのに」と思う方もいると思いますが、経営改善、特に再建モードでは、経営体の様々な状況をくみ取る必要があります。つまり、本人も含めて作業員の皆さんの圃場での動きや機械操作も含めた作業の流れなども、経営改善の要因として把握しておくのです。極端に言えば、もっとこうした方が作業効率は上がるのでは、というようなところも見ていきます。

 つまり、面積が一定であれば投下コストは同じです。ならば単価下落を出荷量でカバーすれば、面積当たりの売上げを上げていけるので、労働生産性の勝負です。

 昨年のリストラが成功したかどうかは、少し乱暴な表現ですが「会社に残った人材の労働生産性が良いかどうか」であることは、言うまでもありません。

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11

上へ戻る

カレンダー

loading ...

みんなの農業広場に戻る