普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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照屋清仁

照屋清仁

沖縄県中部農業改良普及センターで新規就農、青年農業者を担当している照屋清仁です。新規就農者や青年農業者が安心して農業を続けられるように支援を行っていきたいです。

産業まつりの審査員もします

2012.02.23

 普及センターには、市町村などの産業まつりの農産物・加工品の審査依頼もあります。
 中部地区の審査依頼は約10ヵ所からあるので、職員が分担して審査にあたります。
JAおきなわ勝連支店まつりの農産物・加工品の審査をすることになり、普及センター職員3名と生活指導士2名で審査に行ってきました。


  
左 :農産物審査 / 右 :加工品審査


 今年は農産物73点、加工品29点の出展があり、私は農産物の審査を担当しました。
 どの農産物も生産者の努力のあとがうかがえ、甲乙つけがたい物ばかりでした。全部に賞をあげたかったのですが、そうはいかないので、みんなで協議して順位をつけました。


 加工の審査は食味もするので、おいしそうな物ばかりでうらやましかったです。
来年は加工の審査にも加えてもらいたいな。


 みごと受賞された生産者はおめでとうございます。
惜しくも受賞を逃された方は、さらなる品質の向上をめざしてがんばって下さい。



講評を作成する普及指導員

産業まつりに参加

2012.02.16

 ニュースでは記録的な大雪が報じられていますが、沖縄は天気によっては半袖ですごしています(このブログを書いている2月中旬も半袖)。


 1月末に沖縄市の産業まつりが開催され、中部地区農業青年クラブも活動をアピールするために、限定150名に、葉野菜の苗の無料配布とクラブ員がつくっている野菜の販売を行いました。


 無料配布には、どれくらいの人が集まるのか心配していましたが、準備しているときから人が集まりはじめ、配布直前には長蛇の列となりました。


  
左 :無料配布の準備風景 / 右 :無料配布を待つお客さん


 もらった苗の育て方や食べ方など、クラブ員と話をしていたので、若い青年のがんばっている姿と青年クラブの活動をアピールすることが、きっとできたはずです。
 ちなみに、無料配布の苗は、開始15分でなくなりました。


 販売の方は、沖縄市農業青年クラブのブースの一角に野菜を置かせてもらいました。
 どれくらい売上げがあったのかは聞いてませんが、そこそこ売れたようです。


  
左 :販売ブース / 右 :あん里ガーデンのブース


 クラブ員が経営する「あん里ガーデン」もブースを設けており、そこでピラミッド型に飾れる台を自作していましたが、きれいで目立っていました。
 今後も販売会等の取り組みを増やし、青年クラブの活動をアピールしていきたいです。

合同視察研修

2012.02. 6

 中部地区の指導農業士等連絡協議会、農業青年クラブ、農でグッジョブ推進会議(後継者育成を目的とした組織)の3組織合同の、中部地区農業者ほ場視察研修が行われました。

 今年の視察は、農業士3名、新規就農者(青年)1名の4ヵ所をまわりました。
 農業士の畑では、栽培技術や経営の話、新規就農者の畑では農業士の方から栽培についてのアドバイスが中心だったので、青年クラブ員にとっては勉強になるところが多かったようです。


 また、例年だと関係機関や農家だけで視察をしているのですが、今年は農家14名、関係機関9名に加えて、農業大学校に進学予定の3名の農林高校生が参加してくれました。

 高校生たちは、農家と一緒に畑をまわりながらいろいろな話を聞くことができ、よい体験になったのではないでしょうか。
 今後も農林高校生と地域の農家が交流する場がもてれば、と感じました。


  


 視察後は、情報交換をかねての意見交換会も実施し、各テーブルで農業談議に花を咲かせていました。

青年農業者技術交換大会の開催!!

2011.11.30

去る11月16日、青年農業者が日ごろの農業経営等について研究実践している活動の成果について発表を行う、沖縄県青年農業者技術交換大会が、中部合同庁舎で開催されました。


同大会はプロジェクト発表と意見発表がありますが、プロジェクト発表に4地区、意見発表に5地区からの参加があり、活動の取り組みや青年農業者ならではの、熱い意見が発表されました。


私が担当する中部地区からも、プロジェクト発表と意見発表の両方に参加し、意見発表でみごと最優秀賞を受賞。来年行われる九州大会に、県代表として出場することになりました。

「目指せ全国制覇!!」を合言葉に挑んでいたので、まずは第一関門クリアといったところです。
次は九州大会に向け、一緒にがんばっていきます。


担い手不足が危ぶまれている農業分野ですが、未来を担う、頼もしい青年たちが育っています。


  
左 :技術交換大会の様子 / 右 :大会参加者 

青年クラブの新たな試み

2011.09.15

沖縄県農業青年クラブは、定期的に各地区の役員が集まって、役員会をしています。
沖縄本島の北部・中部・南部、離島の宮古・八重山の5地区があるのですが、旅費の関係で、本島3地区の役員だけが集まっていました。


が、これでは離島の会員の意見が反映されづらい状況です。そこで、宮古・八重山の役員も参加してもらいたいということになり、合同庁舎に設置されているテレビ会議を利用して、役員会を行ってみることになりました。


  
左 :役員会のようす  / 右 :プロジェクタで投影された画面 


画面を見ながらの会議で、最初はぎこちなかったのですが、画像も音質も良好で、スムーズに議事を進行することができ、大成功といった感じです。


このシステムを使えば、これまで距離があって、なかなか意見交換ができなかった離島の意見も反映されやすくなります。次回以降も、テレビ会議で役員会を開催することになりました。

今後、青年クラブの活動がさらに活発になっていく予感がして、楽しみです。

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