ある秋の1日
2011.10. 4
新しい肥料や農薬の有効性を検討するために現地試験を行って、生育・収量データ等をまとめるという業務があります。
先日、水稲肥料関係の収量データを取るために、朝から農業研究所に出張して、脱穀→風選→籾重測定→籾すり→玄米重測定→水分測定・千粒重測定・品質判定・食味計測 という作業を行いました。
私はこの手の作業を以前よくやっていたので、スムーズに作業は進み・・・ませんでしたァ!
結局、機械の調整やら何やらで手間取って、全然予定通りには出来ませんでしたが、それでも何とか1日でやり遂げました(3人がかりでした)。以下、ドタバタを写真でお楽しみ下さい(?)
左 :小型の脱穀機にかけます。細かい埃が出るし、肌がかゆくなるので重装備しています
右 :どんどん脱穀してゆきます。残ったワラも重さを量ります
左 :脱穀した籾は、風力でクズ籾と精籾に分けます。結構時間がかかります
右 :クズ籾、精籾それぞれ重さを計測します
左 :あれ?肌ズレ(玄米の肌が部分的に荒れる)がひどい!機械の調整が甘かったか~
右 :研究所の方が微調整。普通ならサラッと済むところが、ここに来て痛恨のタイムロスでした!
左 :ズラッと並んだ各種計測機器。米の粒数をカウントしたり、品質を判定したりできます。ここでも「使い方忘れた・・・」とか言ってタイムロス。人の記憶とは曖昧なものですね?
右 :夜までかかって何とか最後の項目まで測定することができました。綺麗にパック詰めして冷蔵庫に保管します。そのうち試食できるかな?