収穫作業に汗を流す先生たち(農業体験学習)
2008.09.12
将来を担う子供たちが農業に対して関心を持つために、まず、小・中学校教員に対し農業に関する知識および農業技術習得の支援等を行い、農業および農村への理解を深めるために農業体験学習を実施しています。
今年は8月18日に、アスパラガス収穫体験と花苗の播種作業の2コースを設け、私はアスパラガス収穫体験コースを受け持ちました。当日は雲ひとつない晴天日で、1時間ほどの作業でしたが、17名の先生方、皆さん汗だくになり、がんばっていました。
写真右 :汗だくで収穫する若い先生
圃場はJA壱岐市アスパラガス部会の郷ノ浦支部長、平田氏の協力を得て、3箇所のハウスごとに分かれて、収穫を行いました。事前に平田支部長より収穫時の注意点や方法などを指導して頂き、1本、1本丁寧に収穫されました。長さ30㎝以上のものを収穫しますが、なかなか長さの判断が難しかったようです。
参加された先生方は、今の時期のアスパラガスが1日に15cm近く伸びることや、朝、昼、夕方と3回収穫していることなどを知り、驚いていたようでした。
収穫後は、平田支部長の倉庫にて、JAへ出荷する前の事前選別の仕方も見せて頂き、その後、JAの共同選別作業を見学しました。農家の手から、JAの選別、市場出荷までの工程が理解されたと思います。
土づくりにこだわった壱岐産アスパラガスは、東京、大阪にも出荷してますので、もし、店頭でお見かけしたら、どうかご賞味ください。
最後に普及センターで意見交換を行い、寺井所長より生徒さんへ農業のすばらしさ、農業を職業として選択してほしいと先生方に熱いメッセージを送り、無事終了しました。
アスパラガス収穫コースに参加した先生たち 前列左より3人目が平田支部長
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