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愛知県
佐光佳弘

コムギ、出芽は順調

2009.01. 6

 12月も半ばになると、コムギが出芽したほ場が増えてきました。初めに出芽してきたのは、11月中下旬から種まきをした「イワイノダイチ」です。種まきは、24~30cm間隔で、すじ状に行います。そのため、コムギが出芽したほ場では、緑の線(条)がたくさん現れます。暖冬と言われているので出芽が早いかと思いましたが、種まきから出芽までおおむね2週間で、平年並みでした。


芽が出てきたコムギ栽培ほ場  コムギの芽がそろって出ています
左 :芽が出てきたコムギ栽培ほ場 / 右 :コムギの芽がそろって出ています

 コムギが出芽してくると、展示ほ場の出芽数の調査が始まります。12月15日を皮切りに、順次調査を進めています。今回、出芽数調査は、1mの間に生えているコムギの芽の数を数えました。出芽がそろっており、まだ分げつも出ていないので数えやすいです。

 今後、「農林61号」の出芽数調査も実施していきます。このようにして集めたデータは、収量調査の結果とともに栽培技術の改善に活用します。

出芽数は、1mの間に生えている芽の数を数えました
出芽数は、1mの間に生えている芽の数を数えました


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佐光佳弘

愛知県海部農林水産事務所農業改良普及課(海部農業普及指導センター)の技術指導グループで、作物担当として仕事しています。 県職員12年目ですが、職場では3番目に若い新米です(職員数は18人)。

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