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榎田純子

新たな担い手から地域の一員へ

2024.11.19

 後継者、新規参入者として根室管内で5年以内に酪農を始めた方、就農を目指している方を主な対象に、根室管内農業士会と根室振興局が主催して根室管内新規就農者交流会が令和6年10月31日に開催されました。
 農業士でもあり、新規就農15年目の羅臼町の酪農家さんに講演いただいた後、グループワークを行いました。地域の先輩農業者と新規就農者が顔をあわせて話す好機となった交流会でした。


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 さて、ブログなので、ここからは、普及指導員である私の感想です。
 担い手が地域に定着して継続的に地域で営農していくためには、地域の一員になっていくことが必要だということを実感しました。それは、他の地域からやってきた新規参入者でもこの地で生まれ育って親元就農した後継者でも同じことで、いつまでもよそ者、いつまでも子供ではいられないということ。


 普及指導員は『自ら考え実践する農業者を育成する』ことが仕事です。なかなかおこがましいとは感じるものの、こうした交流会を通して、それぞれが受け止めて、日々の営農や生活に活かしていただくことができれば、仕事の成果があがったということと自己評価しております。

榎田純子

平成10年に北海道庁に普及職員として入庁し勤続26年、今年(令和6年)50歳になりました榎田純子と申します。現在は、北海道の東、酪農王国別海町にあります根室農業改良普及センターに担い手主査として勤務しています。こちらのブログで、北海道の農業・農村で働く普及の仕事について紹介していきます。どうぞ、よろしくお願い致します。

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