滋賀県
寺園康弘
寺園康弘
滋賀県湖北農産普及課の寺園です。平成30年に民間から公務員に転職し、農業行政4年、普及員は今年で2年目になります。担当は作物、畜産になります。来年度の普及員試験に向けて勉強中です!
2024.03.26
滋賀県湖北農業農村振興事務所農産普及課の寺園です。
3月15日にドローンを活用したスマート農業の研修会を行いましたので、その内容を少しだけご紹介します。
ご存じの通り、農業用ドローンは、作物の生育を"観る"ことも、殺虫剤や殺菌剤といった農薬を"撒く"こともできる、非常に優秀な農業機械です。
しかもかなりの省力化を図ることができるため、私たちの管内でも多くの生産者様がドローンを導入されています。
しかしながら、意外とバッテリーの消耗も早く、「自分たちのほ場には防除ヘリとどっちが向いているか」とか、耐用年数もそろそろきており「次に更新するならどのようなドローンが良いのか?」といった悩みを抱えておられるのが実態です。
そのようななか、今回は「ニンジャワークステクノロジーズ株式会社」様を講師に招き(私は司会をしました)、ドローンの基本的な使い方から、最新のドローンによる施肥作業の内容まで、幅広く学ぶ研修会を企画しました。
当日は、生産者、関係者併せて30名程度来て下さり、農家さんからも数多くの質問が行われ、そのたびに的確に答えていただき、非常に有意義な場となりました。
私たち普及員も最先端の技術を学びながら、常にアップデートしていかなくては、と感じる機会となりました。
2023.12. 4
滋賀県湖北農業農村振興事務所農産普及課の寺園です。師走に入り、急に寒風が吹きつけるようになってきました。
今回は、先日開催した「きらみずき」の研修会についての活動をご紹介します。
滋賀県が新たに育成した品種「きらみずき」が、令和6年度に本格デビューするにあたり、11月15日に近江米振興協会と共催で説明会を開催しました。当日は関心のある農業者やJA、集荷業者に寄っていただき、「きらみずき」育成の背景や生産方針と流通・販売方針、私が勤務している湖北地域の生育概要と令和6年産に向けた栽培上の注意点を説明しました。
説明会の最後には試食も行い、「取引先にも紹介したい」、「家に持って帰って妻にも食べさせたい」といったうれしい感想をいただきました。
農家や関係者の反応はどうか、試食用のお米もうまく炊けるかなど、不安でいっぱいでしたが、説明会後は栽培方法に関する問い合わせや栽培希望の申し出もあり、生産拡大に向けて一歩前進できたかなと思います。
これからも、「きらみずき」の普及活動に力を入れていきたいです。
1