普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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blog_hukyu_katano_f.jpg秋田県
片野英樹

雨続きの中で...

2025.05.12

 秋田県水田総合利用課の片野です。定期人事異動により水田農業の本丸に異動となりましたが、あっという間に1か月半が経ってしまいました。
 直接農業者と接する普及現場は離れましたが、細々と普及と繋がっていますので、普及に関わる情報を提供していきたいと思います。


 令和7年3月下旬から雨の日が多く、なかなかほ場が乾きません。耕起作業も平年より1週間ほど遅れています。秋田県内の2か所で乾田直播の実証を行う予定にしていますが、この雨で播種床の造成ができていません。1か所目は、4月20日頃に播種することになっていましたが...


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播種準備がすすまないほ場


 それでも現地の普及指導員が様々なアイディアを出しながら、少しずつですが播種床の造成を進めています。このような状況でも、臨機応変に対応できる職員が育っていることをうれしく思います。ちなみにこの普及指導員はわたしと一緒に活動していました、エヘン。


 毎年、大なり小なり異常気象が発生しています。今年度こそ穏やかな年になりますようにと、毎晩御神酒(晩酌)を飲みながら祈っているのですが、天気が相手なだけあって、思うようになりません。
 平成5年の大冷害時、普及指導員になりたてのわたしは、おろそろするばかりでした。そんな中で先輩普及指導員は、実態把握や農家への適切な指導を行っており、大変勉強になったことを思い出しました。大災害が発生しないことを願っていますが、万が一発生した場合は自分の経験を若い職員につたえたいと思います。

 あ~した天気にしておくれ!

片野英樹

秋⽥県で平成4年度採⽤から普及指導員ほぼ⼀筋で32年経ちました。主に⽔稲‧⼤⾖担当でしたが、⼀時期集落営農や法⼈育成にも携わりました。現在は県庁内で水田農業の全般的な推進と普及職員の育成支援に取り組んでいます。

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