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blog_hukyu_katano_f.jpg秋田県
片野英樹

スマート農業指導士としての活動

2024.06.18

 秋田県由利地域振興局農業振興普及課の片野です。昨年度に引き続きみんなの広場「普及指導員ブログ」コーナーに不定期に投稿してきます。今年度もよろしくお願いします。


 6月7日、管内の農業系がある高校でアグリセミナーを開催しました。
 毎年、農業を志すであろう生徒の皆さんに、農業研修事業や先輩農業者の講話等を行っています。3年前から学校の先生よりスマート農業についても情報提供してほしいと要望があったため、私が様々な取り組みを紹介しました。


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アグリセミナーの一コマ


 先輩農業者は話術に長けており、当然時間が押してきて、最後は私で時間調整です。
 熱い思いを伝えたかったのですが、急いでの説明なので、自分が暑くなって終わりました。それでも、無人トラクターや無人田植機の動画に興味を持って聞いていたようです。彼ら、彼女らが就農するときは、どんな世界になっているんでしょうね。


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スマート農業を説明する筆者


 話は変わりますが、3年前から秋田県立大学でスマート農業指導士育成プログラムが始まっています。私は初年度に応募し、凝り固まった脳みそをフル回転させながら、どうにか「スマート農業指導士」の認定をいただきました。
 今回の情報提供もスマート農業指導士の任務であるスマート農業普及の一環です。


 いつ何時、スマート農業に関する相談が来るかわからないため、日々情報をアップデートしていますが、最新の情報にどこまでついていけるやら。それでも、衛星画像データを活用した栽培技術の確立や環境データを活用した収量・品質の向上などの実証に携わりながら、民間企業等からの情報収集と自身のブラッシュアップに努めたいと思います。

片野英樹

秋田県で平成4年度採用から普及指導員ほぼ一筋で30年経ちました。主に水稲・大豆担当でしたが、一時期集落営農や法人育成にも携わりました。現在は裏方として、水稲新品種「サキホコレ」の普及に取り組んでいます。

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